HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

はじめての「一週間」がひけたよ♪

2013年02月07日 | レッスン日記(小中高生)
Hちゃん(年中):
クリーム色の「ピアノひけるよ!ジュニア1」が先週で修了し、今日からはピンクの「ジュニア2」です。
「ジュニア1」に比べて、一気に曲の譜割りが細かくなり、たくさんの音を次々弾くようになっています。
最初の曲は「10人のインディアン」。
先週、ちょっとだけサワリをやってみて、左手の
「ドッドド、ドッドド」の部分と 右手の「レッレレ、レッレレ」だけをHちゃんが弾き、そのほかの部分は先生が弾いて、歌になるようにしていました。
今日はどうするかな?と思ったら、Hちゃんは「ドッドド、ドッドド」だけ弾いて 次に先生が「ミーソソミド」と弾くのを待っています。
そうか、先週交代に弾いたから、そこだけ練習してきたんだ、と思い、Hちゃんと先生でフレーズごとに交代しながら、歌ったり伴奏をつけたりして2~3回弾いたときです。
「次の所も弾けるし!」とHちゃんが言いました。
「そうか。じゃ弾いてみて!」
「えーと、えーと」
Hちゃんは、真剣に音符を読み、指を正しく配置して、さっき弾かなかった部分も全部続けて「10人のインディアン」を完全な形で弾きました。
おうちで練習してきたのか?
それとも今、歌いながら何度も繰り返してるうちに「弾けそう!」と思ったのか?
真意のほどはわからないのですが、とにかくHちゃんが、確実に音符を読んで新曲を弾けるだけの力がついたのだ、ということがわかります。
じょうずに弾けたので、次の曲に進むことになりました。
次はロシア民謡の「一週間」です。
もっと大きい子や大人なら、「ああ、『一週間』か!」とおなじみの曲なのかもしれませんが、5才になったばかりのHちゃんには まったく知らない未知のピアノ曲です。
まずは先生がピアノを弾きながら、歌ってあげます。
調子よく歌ってから、
「Hちゃん、♪テュリャ、テュリャ、テュリャ・・・って言える?」
「言えない。先生が歌って」
「じゃ、もう一回歌うね。Hちゃんは、タンバリンでリズム打ちやってね」
こうして、2~3回歌ったりリズム打ちをやったりしたあと、
「音符を読んでみてごらん」と言ってみました。
「ラド、ミミミレ、ミミミレ、ミレド・・・」
「読めるね!もしかして弾けるんじゃないの?弾いてごらん」
Hちゃんは、慎重に両手の指を鍵盤に置いて、初めての「一週間」を弾いてみました。
弾けます!音符通りに、リズムも正しく弾けば、ちゃんと さっき初めて聞いた「一週間」の歌になるのです。
「『一週間』、ひけてよかった!」Hちゃんは言いました。
そのあと、ノートを書いたり、帰るときに片付けをしたりしながら、Hちゃんは鼻歌で「一週間」のメロディーを歌っています。
「一週間」の歌を楽しんでいたんだな、ということがわかります。
来週、また上手になったのを聞かせてね。

「レ・ミゼラブル」のガイドブック(?)

2013年02月06日 | 読書・絵本
「レ・ミゼラブル百六景」鹿島 茂・著  文春文庫 ¥860
をご紹介します。

初出は 1987年の単行本ですが、このほど映画「レ・ミゼラブル」の公開に先立ち、文庫化されて、文春文庫の中に登場しました。
超大河小説「レ・ミゼラブル」のあらすじに沿って、合計百余の場面を設定し、フランス文学者である著者の解説がなされています。
見開きページの片側にはすべて原書版の挿絵が挿入されていて、小節の文章に表わされていない当時のパリの風景や風習、人々の考え方などがよくわかります。
挿絵って、作品が書かれた当時(19世紀)の美しいリトグラフですから、それを見るだけでも非常な価値があると思います。

”なぜジャン・ヴァルジャンは、パリのその街区に身を隠したのか?
里親から虐待を受けるコゼットが、夜店で見ていた人形はどこ製か?
19世紀の美麗な木版画230葉を106シーンに分け、骨太なストーリーラインと、微に入り細を穿った解説で、“みじめな人々”の物語をあざやかに甦らす。
長大な傑作の全貌がこれ一冊でわかる。”
(Amazon・「BOOK」データベースより)

小節を読んだだけではわからない、19世紀のフランスの社会背景や裏話、人々の宗教観や貨幣価値などが、この本を読んで初めて「ああ、そういうことだったのか」とわかってきます。
おすすめです!

なお、レビューなどで「これを読んで映画に臨めば、予備知識ができてわかりやすい」という意見もありますが、ヒバリとしてはあくまで、小説や映画を観た人が、より深く内容を知るためのもの、というスタンスをおすすめします。
旅行した時のビデオや写真は、旅行で体験した数々の思い出を もう一度楽しんで思い出すこと。
旅行してないのに 人が旅行したときのビデオや写真を見せられても、楽しさは伝わらないと思いませんか?
それとおんなじことだと思うんで、やっぱり映画を観てから、読むことをおすすめしたいです。

シンフォニアとソナタ

2013年02月06日 | レッスン日記(小中高生)
Hさん:
バッハの「シンフォニア3番」と、ベートーヴェンのソナタト長調をやっています。
シンフォニアの方は、全体の3分の1ぐらいまで練習しています。
バッハの曲は、古典派以降の曲ならば考えられないような、すっごくムリした指使いとか、どこかを押さえておいて指を置き換え、そのスキに次の準備をする、などということが、平気でいっぱい出てきます。
これまで積み重ねてきた常識では「あり得ないでしょ?!」というような指使い多出なので、うっかり指にまかせて弾いていると 次の音を弾く指がなくなって行き詰ってしまいます。
Hさんもそれで苦労していて、つい使いやすい指を無意識に使ってしまい、後でにっちもさっちもいかなくなる、ということのくり返しです。
何しろバロック時代の音楽は、ロマン派などと違ってペダルで音をつなぐとか、フワフワしたアルペジオや迫力ある和音とかがありません。
きっちり正直に 音の長さをキープし、3つあるパートを 2つの手のコントロールだけで弾き分けなければいけないので、指や手の拡がりと共に 非常な柔軟さが必要です。
大変難しいのですが、Hさんは 好きなバッハなので がんばって練習しています。
「ここまでで1週間、つぎにここまでで1週間・・・とやっていけば、仕上がりに1か月半、という計算でやってます」と、自分で計画を立てて、ゆっくり地道に努力しているので感心します。
あせらず、ゆっくり丁寧にやっていきましょう。
Hさんの指は、以前に比べたら格段に拡がり、柔軟になってきているのですから。

ベートーヴェンのソナタの方も、とても音色がきれいになったと、最近実感しています。
フレーズの初めとか、フレーズの終わりとかの音が丁寧で良い音で、時々ハッとすることがあります。
今日は全楽章、通して弾きましたが、前にやった1楽章の方が しばらく練習から離れていたせいか自信がなくて、ちょっぴり残念でした。
来週は1楽章をよく思い出し、全体まとめて仕上げましょう。



スティリエンヌのフレージング

2013年02月05日 | ブルクミュラー
Tちゃん(小5):
きょうからブルクミュラーは「スティリエンヌ」です。
「スティリエンヌって何かな。人の名前かな?」とTちゃんは言っています。
実はこの「スティリエンヌ」、昔から全音や音楽之友社や、その他いろんな楽譜の版で いろんな日本語タイトルがつけられています。
ヒバリがこれを習ったはるか昔には「スティリアの女」というタイトルで、小学校低学年だったヒバリには みょーに大人っぽい女性のイメージが浮かんでいたものでした。
以前に、そのことをブログにも書いたので、読んでみてください。

ブルクミュラー「スティリエンヌ」の謎

Tちゃんは、この軽快な三拍子の曲が気に入ったようです。
「前奏のところだけ、ちゃんと弾けるから気持ちいい!」
「じゃ、もう一度弾いてよ」
と 前奏(たった4小節ですが)を楽しんだあと、右手のメロディーのフレージングを練習しました。
まだ、自分だけでフレージングをつけてくることはできないけれど、Tちゃんは ひとつひとつフレージングを教えると、とても優雅にきれいなフレーズを弾くことができます。
「スティリエンヌ」のように、一見 軽快ではずむように見える曲でも、ていねいにフレージングをつけると、驚くほどスラスラと速いテンポで弾けるようになるのです。
今日は、Bメロまでいっしょにフレーズの解析をして、ここまで両手で弾いてくる、ということにしました。
Tちゃんは、自分でよく勉強をしてくるので頼もしいです。
でも、今日は月謝袋を忘れました。
やっぱりウォーリーでした。

ハモプリ・下北名物 お菓子と天狗

2013年02月02日 | 下北沢いろいろ
女声ジャズコーラスグループ「ハモプリ」の、今年度最初の練習です。
月に1回、土曜日の2時から というのがハモプリの練習日なのですが、今日はたまたま、2月2日の「下北沢一番街・節分豆まき」の日。
ハモプリの練習開始時間となっている、ちょうどその2時から、ヒバリんちのすぐ近くの一番街で「天狗道中」があるのです。

2時ちょっと前に、4人のメンバーたちが到着したので、さっそく
「今から天狗道中なの!見に行こうよ!」と言ってみると、全員「行こう行こう」と 一度脱いだ靴を履き直し、ロングブーツを履いてきた一人は「ブーツ履くのめんどくさい。この『お父さんのサンダル』貸して」と 玄関に脱ぎ捨ててあったオヤジサンダルを履き、みんなでドヤドヤと一番街へ向かいました。

ヒバリんちから一番街へ出たところは、ちょうど町内ただ1件の町工場、美味しい「おこし」を製造販売してる「庵原屋」さんの前です。
店頭のおばちゃんに「天狗は2時から?」と聞くと
「そうよ。2時からだから、ここの前で待ってればいいのよ」と、できたての「おこし」をズラリと並べて売っている台の真ん前を指さしました。
メンバーたちは皆 素直にそこに並び、しかも天狗が通るという道路に背を向けて モロおこしに向かって目は釘づけになってました。
こんなこともあろうかと、ヒバリは家を出るとき とっさに1枚の千円札をポケットに入れてきていたので、
「どれか買ってって あとでお茶しようよ」と提案し、全員の賛同を得て 2種類の「おこし」を購入しました。

そうこうしているうちに にぎやかな太鼓のリズムと共に天狗の行列がやってきました。
列の先頭には七福神たちが並び、そのあとに 裃(かみしも)と平たい帽子のような被り物を着けた従者たち(?)が続きます。
そして見よ、列の中ほどには真っ黒な顔に長髪のカラス天狗、20センチくらいも高さのある1本歯の足駄を履いた大天狗が。
天狗たちの後には山車が引かれ、その上には 高さ1メートル以上もある 巨大な天狗の面が鎮座ましましています。

「あ~、天狗おもしろかったね~」とぞろぞろヒバリんちへ戻り、久々に発声からの初練習です。
今日は、今まで長らく休部していたメンバーが復帰し、何年ぶりかで5人のフルメンバーで歌うことができました。
やっぱり、5人いるとボリュームが全然ちがう\(^o^)/
一人一人の責任も軽くなる\(^o^)/

今回は、スタンダードナンバーの「L.O.V.E」を歌ってみようということだったのですが、よく知っている歌でもあるしすぐ歌えたので、軽く2、3回歌った後は すぐお茶休憩となりました。
さっき買った「おこし」が2種類、それからメンバーたちがそれぞれ持ってきた チョコやマカロンやマドレーヌなどが並びます。
といっても、ただキャピキャピしていただけではありません。
ちゃんとミーティングをしていたのです。
「L.O.V.E」とカップリングするもう1曲はどうしようとか、うちらにはやっぱり「クール&ビューティー」はムリだろうとか、それに合わせる衣装はどうしようとか・・・・ やっぱりキャピキャピか。

今年最初の練習は、天狗見物とお菓子ミーティングが大半を占めた感もありますが、今年もハモプリのチームワークはバッチリだと思います! (^O^)v

ピアノは「リリース」

2013年02月02日 | 音符・楽譜・テクニック
Y子ちゃん(中2):
ブルクミュラーの最終曲「貴婦人の乗馬」です。
第1回レッスンの今日は、右手だけ練習してきました。
この曲は、いろんな場所で聴くこともあり、先生も弾いてあげたりと、よく知っている曲の中に入ると思います。

適切なテンポで、音やリズムの間違いもなく、一応ちゃんと弾けていました。
ただ、フレージングの「入り」と「抜き」が、もっとやわらかになったらもっと良いと思ったので、今日はその練習をしました。
ピアノを弾くときに、「鍵盤を押すとき=アタック」のタッチとか 力の入れ具合とかは みんな気をつけると思いますが、意外に「鍵盤から手を放すとき=リリース」のほうは うっかりしてしまう人が多いです。
ところが、ピアノをきれいに弾くのには、リリースの弾き方が とっても大事なのです。
「美しいフレーズは『抜き』がすべて!」と言っても過言ではありません。
みんなも、柔らかで美しい「リリース」を、いろいろ研究してみてごらん。
驚くほど、音色が変わりますよ!

ジプシーダンス・ゆっくり考えよう♪

2013年02月02日 | レッスン日記(小中高生)
Sちゃん(小3):
ドラゴンクエストの「ジプシーダンス」が お気に入りです。
今日は、ほとんど全部弾けるように練習してきましたが、「こことここがわからないの」と、2箇所か3箇所のフレーズを指さしています。
見ると、「え? こんな所?これのどこが難しいの?」というようなフレーズなのですが、本人は
「そう。どうしてもできない」と言っています。

一緒に ゆっくり1音1音 音符を確かめながら弾いてみると、原因はどれも、ほんのちょっとした見落としや 指のひっかかりなのです。
そこを指摘してあげると すぐに弾けるようになってしまいました。
「ほらね、難しくないでしょ」
「うん」
はじめにつまづくと、もう「弾けない」→「むずかしいフレーズ」という思い込みができてしまっていたようです。
Sちゃんは頭の回転が速く、わかることはすぐにパッとわかるのですが、思い込みやあきらめもパッと決定してしまうところがあります。
それは長所と短所が表裏一体な、彼女の個性ということになるので、そこをうまくつかみながらレッスンを進めていきたいと思っています。

歌も大事

2013年02月02日 | レッスン日記(小中高生)
Nちゃん(小2):
この前あげた「スノーマン」の歌を、今日もピアノ伴奏に合わせて歌いました。
とても表情豊かに、きれにな声で歌えるNちゃんなので、歌を続けて伸ばしていったらいいなあと思います。
「これ、ピアノでも弾いてみた?」
「弾いてみた。難しかった」と言っていましたが、一緒に音符を読みながら、ゆっくりやれば、メロディーを弾いていくことができました。
今日は前半だけ弾いてきていたので、その続きも一緒に音取りしてみて、来週は後半も続けて弾いてきてね、ということにしました。
「よろこびの歌」は、これまで和音を省いて簡単にした伴奏を弾いていましたが、今日は和音の音も練習して、和音つきの完全な形で伴奏して仕上げてくることにしよう、という宿題になりました。
Nちゃんのレッスンでは、歌をやったりソルフェージュをやったりと、ピアノのテキストにはないことを多くやっていますが、Nちゃんには歌も 音楽レッスンをやる上での大きな比重をかけていいと思っています。
こうして歌を歌うことは、ピアノを弾く上でも 必ずプラスになることと思います。

ジャズワルツってすてき♪

2013年02月01日 | ジャズ曲・洋楽・ポピュラー曲
M3ちゃん(中2):
「今日、帰りがギリギリだったから、制服のまま急いで来た!」と言ってやってきました。
「明日、ブラバンのソロコン!」
「あっ、そうだったね。いよいよか~」
M4ちゃんは ブラスバンド部の ただ一人のチューバ奏者で、明日のソロコンではグノーの「アヴェ・マリア」を演奏するそうです。
この1年間の、彼女の音楽の成長は目覚ましいものがあります。
チューバのアヴェ・マリアも いい演奏であるのだろうと確信しています。
がんばっておくれ。
「ピアノ、やってきましたよ!部活と委員会と、夕方は忙しくてピアノ練習する暇がないから、ピアノは朝、練習してた」
えっ、朝、練習してたの。すごいぞM3!なんてえらいの!

先週、右手の最初だけ練習してみた「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」。
今日は最初の2ページ(イントロ~1コーラス)まで、両手で練習してきてありました。
やる気満々です。
「『B』の所が好き」とM3ちゃん。
「B」は、メロディーにすこしフェイクがかかって、ジャズらしく揺れ始めるところだね。

ジャズは初めての経験なので、いろいろ戸惑うこともあります。
「これはジャズワルツだから、8分音符は軽くスウィングさせて、揺れるように弾いてね」
「楽譜には8分休符が書いてあっても、実際には付点8分休符なわけだから。たっぷり間をとって、ゆったりしたリズムで」
「メロディーは、レガートにせず全部、一瞬切って弾いて」
「ここにアクセントをつけて、次は軽く、そしてこの和音でバーンと」
一音一音、手取り足取り教えていきます。
「むずかしい~
あまりに今までと違うことがありすぎて、悲鳴を上げながらも、すてきなジャズを弾きたい、という気持ちがいっぱいあるので、M3ちゃんはがんばってます。
新しい境地が開拓できそうです。