HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

まちピアノ情報-世田谷代田駅-

2025年02月28日 | 下北沢いろいろ

今日レッスンに来た りらつくまさん(メンズ)からの情報です。

下北沢の隣の駅・世田谷代田で、まちピアノが公開されるそうです。

何でも、世田谷代田駅でのまちピアノは6年ぶりらしいです。

   期間  3月7日〜3月16日

   場所  小田急線世田谷代田駅改札広場

りらつくまさんによると、下北沢のまちピアノと違って 世田谷代田駅のは改札の中にあるので,弾く人も見る人も、通勤途中の人とかが多く、街中にある下北沢のまちピアノとはちょっと客層が違うらしいです。

みんな〜、行って弾いてみれば?!

…と りらつくまさんにもお勧めしたんですが、「うーん、でもね…改札の内側だから、入場券買って入らなきゃいけないんですよね…」

そうか。電車を利用するついでがない人は、入場科がいるんだ。そりゃちょっとねえ。

「でしょ?」とりらつくまさん。「お金払ってまで弾くほどの演奏じゃないしねぇ」

そうだねー…普通、チケット代って、払ってもらって弾くんだけど,チケット代、払って弾くんじゃね…びみょー

でもさ、スタジオとかピアノレンタルルーム借りたら、安くても1時間1,000円や2,000円はするんだからさ、それ思えば駅のピアノなら140円で弾けるんだから,お安いもんじゃないの?!

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS


2025幻の「メリーさんとひつじ」を追え!-途中報告・リサーチの中間集計

2025年02月28日 | 幻の「メリーさんのひつじ」を追え!


「メリーさんのひつじ」の歌詞、Aバージョン(ひつじ、ひつじ〜)とBバージョン(メェメェひつじ〜)は どの年代にどのように歌われているのか。

さっそく教室に来る生徒のみんなに聞いてみました。

ロータスちゃん(小1):

「ひつじ、ひつじ〜だよ!そうだ、書いといてあげるね。わかんない人、いると困るから」と、統計を記録しようと用意していた紙に歌詞を書いてくれました。 はずむ部分、伸ばす部分のニュアンスも丁寧に書いてくれて、これなら楽譜の読めない人でもすぐに歌えそうです

ロータスちゃん、さらに「絵もあった方がいいいよ」と、色とりどりの絵も描いてくれました。陽の光が暖かな春の野原で遊ぶメリーさんとひつじです。緑の草原には桜の花やピンクの草花が咲き乱れ、青空には白い雲がぽっかりぽっかり浮かんでいます。赤いドレスにおしゃれなポニーテールのメリーさんもひつじもニコニコして、とっても楽しそう。素晴らしい絵ですね。楽しい気持ちがあふれて、この日は「今日はメリーさん弾いちゃおうよ!」と先生と二人、メロディーをいろんなポジションで弾いたり、伴奏パターンを変えたり、楽しいアレンジレッスンとなりました。

ちなみに、お迎えに来たロータスちゃんママも、前後に来た黒ねこちゃんもAバージョンとのことです。

小4ボーイズコンビ

エースくん:「オレいつも『ひつじ、ひつじ』って歌ってるよ?」

そこでピアノテキストの「メェメェひつじ」のページを見せたら

カメですくん:「なんでそんなヘンなのあるの?間違いじゃない?」

「そっか。間違いか」と先生。

「そうだよ。直せば?」

「そだね」

ってことで、楽譜の「メェメェ」→「ひつじ」に、最後の「まっ白ね」→「かわいいね」に、さらに音符も書き加えて、見事に訂正されました😄

このチームも「今日この曲弾きたくなった」と、その日の練習はメリーさんのひつじを素材にして行われました。

二人をお迎えに来たママたちにも聞きましたが、みなさんAバージョンとのことでした。

リサーチを始めて今日で3日目ですが、小1、小4、中学生、大人、と10人の人に聞いて、Aバージョン100パーセントでした。

そしてどの人もBバージョンは全く知らない、今初めて聞いた、というのが印象的でした。

リサーチ今後も続けます!おたのしみに。

To be continued

HP HIBARIピアノ教室 

Youtube HIBARI PIANO CLASS


幻の「メリーさんのひつじ」を追え!(第2章) 「ひつじ、ひつじ〜」の歌詞は誰が作ったの?

2025年02月28日 | 幻の「メリーさんのひつじ」を追え!

さて、いよいよ幻の「メリーさんのひつじ」を探す旅の始まりです。

2025年現在「メリーさんのひつじ」とされているのは 「メリーさんのひつじ、メェメェひつじ〜」という歌詞のもの。

気がついたらピアノ楽譜、歌集、小学生の教科書などの刊行物、またテレビやネットなどでの演奏 すべてこれなんですね。

この歌詞が作られたのは1927年だそうです。今からほぼ100年前!

作詞(訳詞)者の名前は高田三九三(1906-2001)。「メリーさんのひつじ」の他「十人のインディアン」や「すいかの名産地」などの歌の訳詞もしている作詞家の方です。

一方、幻の「メリーさんのひつじ」:「メリーさんのひつじ、ひつじ、ひつじ〜」というバージョンの作詞(訳詞)者については情報がほとんどなく、わずかなキーワードを手掛かりに あちこち検索して、ようやく探し当てました。

その人の名は久野静夫さん。やはり日本の作詞家です。

幻の「メリーさんのひつじ、ひつじ、ひつじ〜」バージョンは、やっぱりあったのです!

さらに、久野静夫さんは「こいぬのマーチ」「はしのうえで」「どんぐりさんのおうち」などの歌詞も作っている作詞家の方ということもわかりました。

ヒバリ教室でも、小さい生徒たちのレッスンで大変お世話になってるかわいい歌のいくつかは、この人の作詞だったのです!!

こんなにメジャーな歌の作詞をたくさん手掛けてる久野静夫さんなのに「メリーさん」に関してはその影もなく、なんなら歌自体「なかったこと扱い」レベルの冷遇です。ひどくない?

なんでこんなことになってるのか。

以前は「昔はA(ひつじ、ひつじ)バージョン)が主流だったけど、ある時代を境にB (メェメェひつじ)バージョンが作られ、置き換えられたのかな」と思ったけど、Bが作られたのは100年前だから。なんか合点がいかない。

よしっ、こうなったら統計だ。

教室の生徒みんな(幼稚園児〜シニアまで あらゆる世代)にA、B、どちらの「メリーさん」を歌っていたのか聞いて、年代とメリーさんの歌詞に相関性があるのかどうか統計をとってみるよ!

さて、どんな結果が出るかお楽しみに。

To be continued

【追記】


ヒバリ教室で使っているピアノ教材「たのしいピアノレッスン」にも、確か「メリーさんのひつじ」が出ていたよね、と思ってテキストを開いてみたら…

大発見!

A 、B 両バージョンの作詞者が、同じテキストの中に並んでいたよ!



この本には歌詞も載っていましたが、当然というかBの「メェメェひつじ〜」バージョンでした

HP HIBARIピアノ教室 Youtube HIBARI PIANO CLASS