くだらない夢のはなし。

こんなわたくしもついにあの英哲さんと同じ舞台に出ることになったんですのよ。

同じ舞台といっても
何組か出演者のある中で
当然ながら英哲さんがトリなんですけれども。

そんな大事なときに
指すりを忘れたことに舞台袖で気づいて
楽屋まで走って戻り。

また楽屋が何だか遠いわけだ。

やっと戻ったと思ったら、
今度はまさかの糸が切れて、
再び楽屋へ走る。

いや、いつもなら替えの糸は持って出てるはずなのに。

英哲さんがそこにいるのに
パニクって走り回ってあっぷあっぷで
感動的余韻など何一つない。

たかが夢にしたって
残念すぎやしないか。