今日は討ち入りの日。
芝居の忠臣蔵討ち入りの場面で
四十七士が揃いの火事装束なのは何故か。
というところから始まるこの本。
そんなこと、
今まで何の疑問も持たずに見ておりましたです。
仇討ちの先行作品としての曽我物語、
両者の背後には共通して御霊信仰がある、
そして、それは時の為政者への呪いの意味があった…
単なる忠臣義士の物語ではない、
そう思って見ると、また新しい面白さが
見えてくるかもしれません。
忠臣蔵とは何か | |
丸谷才一 | |
講談社 |
芝居の忠臣蔵討ち入りの場面で
四十七士が揃いの火事装束なのは何故か。
というところから始まるこの本。
そんなこと、
今まで何の疑問も持たずに見ておりましたです。
仇討ちの先行作品としての曽我物語、
両者の背後には共通して御霊信仰がある、
そして、それは時の為政者への呪いの意味があった…
単なる忠臣義士の物語ではない、
そう思って見ると、また新しい面白さが
見えてくるかもしれません。