三味線弾き唄いが基本スタイルなのだけど
私の三味線アレンジについて、
「よくそんなに唄と違うこと弾きながら唄えるね」と時々いわれる。
そうなのかな。
自分ではそんなに難しい手を弾いてるとは思わないし
むしろ思いついた手を弾きながら唄えなくて断念することも多い。
でも、自分の個性というのは案外そんなものかもしれない。
自分では意識していないところに現れるもの。
逆に、自分でこれがいいと思ってやってることが
人には伝わらないこともしばしば。
三味線アレンジについていえば、
難しいことをわざわざやってやろうと思って作ることはない。
ただし、こだわりは色々ある。
たとえばポップスをアレンジするとなれば、
元々はベースがあって、その上にコードが展開して
更に盛り上がってくればホーンやストリングスが厚みを加える、
そんな贅沢な素材でつくられているものを
たった三本の絃でどうにかしようというのだから
大事なのは削ぎ落していく作業になる。
原曲にとらわれずに、どこまで換骨奪胎できるかが勝負だ。
とても難しいことではある。
曲によってはギブアップすることもある。
勇気ある撤退は大事だ。
それでも、挑戦を続けたい。
三味線を弾いて唄える曲が、民謡や端唄しかないんじゃ
つまらないでしょ。
もっと何でも好きなものを唄いまくりたいよね。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
6月20日(火) 千静のうた絵巻@道頓堀・並木座
6月26日(月) 三味線三昧@京都・天Q
►演奏依頼 承ります
ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
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