三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

『パヴァロッティ 太陽のテノール』。

2020年09月19日 | 鑑賞
たまたま映画評を見て、気になったので
『パヴァロッティ 太陽のテノール』を観てきました。


印象に残ったのは
三大テノール共演のコンサート場面。
3人はもちろん、指揮者もオーケストラも
みんなめちゃくちゃ良い表情をしてる。
楽しい!! というのが溢れ出してる。
音楽っていいなーと無条件に思わせてくれる。
これこそが音楽の幸せな瞬間だと。

もちろん、幸せなことばかりではない。
どんな音楽家も必ず全盛期を過ぎる時がくる。
その時、がっかりする人もいるだろう。
でも、U2のボノはこう言う、
あれは挫折を知る人だけが表現できる歌だ、と。
ボノ、かっこよかったなぁ。

”太陽のテノール”とは言い得て妙で
確かにパヴァロッティの歌は
聴く人の心をあたたかく満たしてくれる響きがある。
それは、天性の声であり、性格でもあるだろう。
やはり、そういう歌が多くの人に愛されるのだろう、と思いつつ、
でも誰もが太陽になれるわけでもない、などと思ったり。


▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫
►演奏予定
 10月15日(木) 天Q邦楽の宴 @京都・天Q
 10月16日(金) AOMORI KENJIN 3rd Album『青森魂』レコ発ライブ@祇園SILVER WINGS
 詳しくはこちら
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« すべてはそこから始まる。 | トップ | 【お知らせ】第二回 娘義太夫... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

鑑賞」カテゴリの最新記事