三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

私なりに民謡を唄うこと。

2019年08月22日 | 三味線のはなし
なぜ津軽三味線を弾き唄いするのか、といわれたら
その方が聴きやすいだろうと思ったから。

たとえば、30分のステージをやるとして、
津軽ものばかりの三味線独奏だけでは
聴く方が面白くないんじゃないかと思って、
ちょっと目先を変える意味で唄を入れよう、というのを
学生時代のゼミ主催のレクチャーコンサートでやり始めたのが最初。

その後で手踊りの地方をやるようになって
当たり前のように唄い続けてきたけれど、
民謡を誰かに教わったことは一度もない。
どの唄も、耳コピして自己流で唄っているだけで
自分の声に〈民謡らしさ〉がまったくないのは、よくわかっている。
でも、いわゆる〈民謡らしく〉唄いたいか、といわれたら
答えはNO.だ。
だからずっと自己流だし、この先ももっと自己流にしたい。

〈民謡らしい〉唄い方は別に惹かれないけれど、
好きな唄はたくさんある。
最近、すごく好きなのは《南部牛追い唄》で、
そんなふうに旋律が美しいと思う唄を
自分のアレンジで、もっと唄ってみたい。

ちゃんと〈民謡〉をできるようになろう、と思う時と
我が道を行けばいい、と思う時と
行ったり来たり。行きつ戻りつ。
まだまだ迷える子羊。不惑とか余裕だろ。



Shamisen + vocal 静月
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►演奏予定
8月31日(土) 天Qレディースナイト
 詳しくはこちら

►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
 こちらからお問い合わせください
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