東山いこいの森の仙人

福井県勝山市にあるキャンプ場「勝山市東山いこいの森」の日々の暮らしを発信します。

連休初日

2011年04月29日 18時51分18秒 | 日記
 市役所が 登山道入り口までの 道路を除雪してくれないので 谷の山をあいする会が 除雪機を頼んで 駐車場まで 3日かかって開けました。
今朝、6時に どこまで 開いているのか確かめに行って来ました。
途中 道路に雪が残っている所にさしかかると、タイヤが スリップして なかなか前に進みません。
それでも、スバルの4駆だからと 30メートル程 進みましたが カーブの登り坂になると ハンドルをとられて どうにもならなくなり、 おそるおそる バックに切り替えて 雪の壁に ぶつからない様 冷や汗をかきながら 下りました。落ち着いたところで 車を止めて 外に出ますと、出たとたん 滑って転ぎそうになりました。
圧雪のカチンカチンの氷で 何にも知らずに 運転していた自分を 恥ずかしく思いました。 
道路は とても歩け無いので 道路の横の雪の壁を乗り越えて、自然に積もっている 雪の上に出ましたが、ここも道路ほどでは 有りませんが 凍っていて へたをすると 転びそうでした。 
なんとか 駐車場にたどり着く事が出来ました。駐車場は 一面の雪の原 未だ60センチあまり カチカチの雪で 覆われていました。後3で どれだけとけてくれるかが 問題です。
本来なら 登山者のために 勝山市が 除雪すべきです。
もし 今日の様に 凍結した 雪の上を 登山していて 滑落事故が おきた場合、駐車場まで 救急車が入れば助かったかも知れないが、 そこまで車が入らなかった為 スノーボートで救助に 手間取っていて 間に合わなかったと なれば 誰が 責任を取るのかと 思います。
 一応市役所の観光課は、国道157号線から 東山いこひいの森へ入る 道路の所に 登山道の駐車場までの 除雪は 出来ていませんと 看板を 出してありますが、 実際車は どんどん登って来ます。
今朝、おちよの神さんの所で 逢った滋賀県ナンバーの車の人には、今日は 道も山も 滑りやすいから アイゼンと ストックを 持って行った方がいいよと 言うと 車から ストックを 出して 持っていって くれました。
下界では 桜も散ってしまった事でしょうが、東山は 未だ咲いていません。
今朝も、マイナスの 世界です。
      今日は、手伝いの人たちには、雪の消えた所の杉葉集めを してもらいました。大きな枝もあって なかなか 大変です。           
私は、胴長を履いて 水芭蕉の池に入って 杉葉や 葦の根を抜きました。
少しでも 水芭蕉が きれいに咲いてくれる様にと 田の草取りの要領で やったので 泥をかき交ぜ酸素も入って良くなるのではと 思います。
 夕方、愛知県から 158号線白鳥、油坂、大野の通って 汗をかきかき 自転車で登って来た 青年がいました。
テント泊を 言われましたが、未だテントサイトは 雪が一杯ですので、よく高校の山岳部が バーベキュー施設の中に テントを張っているので、そうして もらいました。
車なら 水芭蕉温泉センターまで お風呂に入りに行ってと 言えるのですが、自転車では 大変なので シャワーを使ってもらいました。汗で濡れた トレーナーを洗濯して 紐で吊るして干していたので それでは 乾かないので 管理棟の中で 乾かして あげるよと 言っても 遠慮して いいですと 言っていました。
自転車での一人旅、あまり人に頼らず 自然のままにの スタイルで 学び得るものも 沢山ある事と 思います。
この青年に逢って、駐車場とか 除雪とかどこに 責任が あるかなどと 口から あわを飛ばして言っている 自分が 恥ずかしくなりました。