福井市浄苑で姪の夫のお通夜があった。
享年46歳の突然の死。
夫の中学校や高校、同業者関係人たちが沢山来られた。
周り焼香と言われているにも関わらず、最後まで残っている人が多く
普通なら身内の人たちだけでお通夜をするのに
沢山残って彼の思い出を話し合う。
賑やかなのが好きだった彼らしいお通夜になる事だろう。
そんな賑やかなところには居れないので若杉に帰って来た。
宗派は福井では珍しい臨済宗。
般若心経と臨済宗のお経が読み上げられた。
その後、お説教があったが、彼の同年代に対してのお言葉であった。
46歳の年代では、お葬式、人との別れはお爺ちゃんやお祖母ちゃん、
未だご自分たちの親御さんは生きておられ、友達の死も少ない。
死と向き合う事の少ないあなたたちに、彼は何を願っているのだろうか。
この世の中不条理な事が突然やって来る。
浄土真宗蓮如の白骨の御文さまにもある様に
されば朝(あした)には紅顔ありて、夕べには白骨となれる身なり
すでに無常の風来たりぬれば、すなわちふたつのまなこたちまちに
とじ、ひとつのいきながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて
。桃李のよそおいうしなひぬるときは、、、、、・
学生時代からこのように沢山の人の交わりを大切にして来た
彼がなにを語りかけているのだろうかをよく考えて
行動して欲しい。と言われた。
彼らにどれだけ伝わったは分からないが、私は感動は感動した。
明日の葬式も感動出来たらと期待している。