高校時代の友人らと計画する、二年に一度の旅にはテーマがあります。
「神話を訪ねて」
これまでに訪れたのは、伊勢神宮・出雲大社・厳島神社です。
今年は、天孫降臨に関する舞台の地・宮崎県を選びました。
天孫降臨とは、天照大御神の孫・ニニギノミコトが日本列島を統治するために、天から降(くだ)ったことです。
そのニニギノミコトの御子で、通称・山幸彦が三年間滞在した海中のワタツミの宮から戻った際に上陸したと伝わるのが
宮崎県・日南海岸に浮かぶ青島です。
その辺りの経緯は、どうぞ
私の書いた「時代小説風 高千穂神話物語」をクリックして読んで下さい。
ハワイかと勘違いしそうな美しいビーチに
こんな風に浮かんでいます。
江の島に似ています。
島の周りが「鬼の洗濯岩」と呼ばれる波状の岩で囲まれているのも、どこか神懸かっています。
青島は堆積した貝殻によってできた島だそうです。
鬼の洗濯岩にも、たくさんの貝殻が落ちていました。
高校時代の友人といる時は、気持ちはすっかり高校生です。
「それ、カワイイ~」
互いに拾った貝を見せ合い、はしゃいでいるのを見て
「何が落ちているんですか?」と尋ねた男性は、貝殻だと知って少々呆れ顔でした。
島内の青島神社には、山幸彦と妻のトヨタマビメが祀られています。
小説を書かせて頂いたお礼と
「私の小説に多少違った点がありましても、ご容赦下さい」
と、お断りをしてきました。
しばらく、宮崎の旅の話を続けせて頂きます。
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