今年も西新井大師で、お気に入りの「お護摩祈願」を受けてきました。
昨年は何を祈願するか考えていかなかったため、混み合う申し込み所では慌ててしまい
厄年ではないにも関わらず、「厄除け」に〇を付けてしまいました。
今年はあらかじめ算段をしていったので、「厄除け」以外に記しをつけることができました。
私は檀家でも信者でもないのですが、弘法大師空海のファンなので、仏教ならば真言宗に興味があります。
「西新井大師」の御本尊は十一面観音と弘法大師空海です。
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この簾の向こうに祀られています。
護摩供養の際は、するすると簾が上がって姿が見られたのですが
さすがに伸び上がって写真を撮ることは、遠慮しました。
今年も大勢の僧侶による読経は聞きごたえがありました。
特に後半の「般若心経」こと「魔訶般若波羅蜜多心経」は、唱和のテンポがアップします。
ドンドンと激しく打ち鳴らされる太鼓の音に負けないほどの、僧侶の張りのある声がお堂に響き渡り
異次元の空間に引き込まれるようでした。
お経の中でも親しまれている般若心経の内容がわかれば、もっと面白く聞けるでしょう。
つい先日、般若心経に出てくる「舎利子」(しゃりし)を知りました。
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「舎利子」(しゃりし)・・・知恵第一と言われた釈迦の弟子。
弟子の名前だったんですね。
お釈迦様が「いいかい、舎利子。こうなんだよ」と語り掛けているんだそうです。
夫の実家は「妙法蓮華経」なので、真言宗ではありません。
ここには、舎利子は「舎利弗」(しゃりほつ)として登場します。同一人物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/51/0351677e8f73d986dda70b6da006f4ac.png)
お釈迦様は五回も「いいかい、舎利弗。こうんなだよ」と呼びかけています。
ずいぶんとお気に入りの弟子だったのでしょう。
お釈迦様は舎利子(舎利弗)を後継者にしたかったようですが、自分より先に亡くなってしまったようです。