4月からユーキャンの通信講座『日本語教師養成講座』のテキストに沿って勉強しています。
英語学習の方が手軽で楽しいので、日本語学習の進み具合が遅いのが現状です。
言語についての勉強は、色々な気付きがあります。
その中から、「へ~。そうなんだ」とつぶやいたのが公用語についてです。
公用語とは、法律の記述・国会の論議・学校教育における授業など、公的な場で使用される言語です。
英語では、「公(おおやけ)の言葉」 と英訳して
「official language」(オフィシャル ランゲッジ)・・・公用語
公用語の定め方や数は国によって、違います。
3月まで息子が働いていたシンガポールの公用語は4つありました。 英語・中国語・マレー語・タミル語。
初めてシンガポールへ旅行した時は、驚きました。
駅名を始めとする表示も、全て4つの言語で書かれていたからです。
ホテルで見たテレビ放送も、チャンネルを変えるごとに色々な言語の番組になりました。
スイスの公用語は、ドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語。
以前、スイスへ旅行した時に、英語が通じていたので英語も公用語だと思っていました。
カナダは英語とフランス語の二言語を公用語に定めています。
国家として法律で公用語を定めていない国があります。
日本とアメリカでした。
アメリカは国の法律ではなく、各州が公用語を定めるからです。
英語だけを公用語に定める州もあれば、ハワイ州のように英語とハワイ語の二言語を公用語に定めている州もあります。
日本では、
日本語が事実上の公用語となっていますが、法律では定められていません。
ほぼ単一民族である私たちは、国民全員が日本語を理解できますし
法律で決めるまでもないのでしょう。
しかし
将来、国内がグローバル化したら
あわてて、日本語を公用語とする法律が制定されるかもしれませんね。
ちなみに、お隣の韓国では朝鮮語と韓国手話言語をあえて公用語に定めています。
朝鮮語を理解しない韓国人がいるとは思えませんが、歴史事情が違います。
日本統治時代に日本語を押し付けられた経験がありました。
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