そうなんだ。

外国語で知ったこと。

染み抜き剤  英語

2024-08-11 10:40:09 | クリーニング店


クリーニング店で受け付けパート仕事をしています。

店のカウンターの内側には、何段もの収納引き出しがあります。
一番下の引き出しを開けたままにしたのは、うかつでした。
来店客に気を取られ、思い切りスネを打ち付けてしまったのです。

その痛いこと、痛いこと。

ワイドパンツをまくってみると、傷が出来ていました。



ここから滲み出た血液で、ワイドパンツに点々とシミがついてしまいました。


こういう日に限って、白パンツとはタイミングが悪いです。

しかし
ここはクリーニング店です。
勤務中の事故(?)ですし、オーナーに相談しました。
着替えがあれば、脱いでお願いしたいところですが、そうもいかず
帰宅後の染み抜き方法を尋ねました。



業務用の染み抜き剤を小瓶に分けてくれました。
「Blood」(血液)の文字が頼もしいです。

帰宅後すぐに染み抜き剤を血液部分にふりかけ、15分位おいてから水でザブザブと洗って干したら


すっかりキレイに染み抜きできました(^^)/

染み抜き剤は英語で

「stain remover」(ステイン リムヴァー)・・・染み抜き剤

「stain」(ステイン)・・・しみ
「remover」(リムーヴァー)・・・除去剤


この優れもの染み抜き剤を一本分けてもらいたかったのですが
8月末で閉店・廃業となるため、現在使用中のボトルが最後の一本だそうです。
残念!

17年以上続けた仕事も、残り半月強となりました。
開けた引き出しは、すぐに閉めるようにします。






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エックス・ディ 和製英語

2024-07-07 11:05:52 | クリーニング店


「ポイ活」は
家計対策であれ、趣味であれ、意識している方は大勢いるでしょう。

私がパートとして勤めるクリーニング店でも、スタンプカードがあります。
30個あつめると500円引きになります。(割引の日は除く)

「そういうの面倒だから、いらないです」と断る顧客もいるんですよ。
ポイント集めるのが好きな私にすれば、信じられない発言ですが
長年の友人のワンコはポイント面倒くさい派で、ゴンと私は大好き派だと思い返してみれば
世の中、色々だとあらためて納得できます。

さて、残念ながら
この8月末で、17年間パートとして勤めたクリーニング店は店を閉じることになりました。

先月オーナーから従業員には伝えられましたが、顧客には口止めされています。
7月に入りましたが、貼り紙のお知らせはまだです。
顧客に知らせるXdayが気になるところです。

X dayは和製英語なので、英語圏の人は使いません。

「エックス・デイ」・・・何かが行われる重要な予定日

スタンプを沢山集めてたのに、いつの間にかお店がなくなっていて
「早く使っておけば良かった~」の経験が何度かあるので、他人事ではありません。

先日、
30個目のスタンプを押してあげた顧客に、カードを渡しながら

私 「なるべく早くお使い下さいね」
客 「期限があるんですか?」
私 「期限はないですけど、こういうのは早く使った方がよくありません? サービスがなくなることもありますから」
客 「まぁ、そうですね。」

かなり、不自然な案内です。

29個目のスタンプを押してあげた顧客に

私 「割引ではない日に、ネクタイ一本持ってきて頂ければ、30個になるので500円引きとして使えますよ」
客 「いつも割引の日に来てたけど。そうですね、500円引きは大きいですね」

かなり、強引な案内です。
しかし
口止めされながらの、精一杯の助言なのです。

元気なうちはずっと勤めるつもりだった店の閉店に、
私自身もガックリしながらも
どこのポイントであれ、溜まったら早く使おうとあらためて学んだ次第です。






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

模造品 英語

2024-05-04 11:09:12 | クリーニング店

私はクリーニング店の受付パート仕事をしています。
春はものすごく忙しい!
冬物(コート・ダウン・セーター等々)を洗っておきたいお客様でごった返しています。

4時間勤務とはいえ、
喉が渇いても水分を取る間も、トイレに行く間もないほどです。
怒涛の4時間の後は、家に帰ってもグッタリしています。

この仕事は長いので、
カシミヤやアンゴラなのか、ただのウールなのか。触ればだいたいわかります。
前者はクリーニング代はお高めです。

20万も30万もするブランド品のダウンジャケットは、触った感じが全く違います。
例えば、
カナダグースやモンクレールは生地や作りが違いますし、羽毛もパンパンに入っています。
こちらもクリーニング代はお高めにして、より丁寧に洗います。

ところが先日
気を付けて洗ったにもかかわらず、モンクレールダウンジャケットのファスナーの下の部分が壊れてしまいました。
さぁ、大変です。
ファスナーとはいえ、独自の部品を使っているので代用がききません。

モンクレールの工場にダウンごと送って、修理してもらうことになりました。

ところが!

品を受け取った工場が言うには、「偽物の商品」。
ゆえに、修理は出来かねます。とそのまま返却されてしまいました。
送り返された品は目を凝らしてみても、本物と見分けがつきません。
細部に渡り、よほど丁寧に真似て作ったのでしょう。

昔風にいえば、
「バッタもん」・・・「正規の流通ルートで仕入れていない商品」「偽物の商品」

最近は、「バッタもん」という言い方を聞かなくなりました。
米語のカジュアルな言い方では

「knockoff」(ノックオフ)・・・バッタもん

一般的には
「fake」(フェイク)・・・模造品
「imitation」(イミテーション)・・・模造品


持ち主に事次第を連絡して、購入店を確認したところ
ネットで購入したとのこと。

模造品と判明して良かったのか悪かったのか・・・。
おそらく、知りたくなかったでしょうねぇ。


ブランド品は高くても、正規店で買った方が間違いないようです。







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリーニングの節約方法

2024-03-11 15:57:52 | クリーニング店

クリーニング店の受付パート仕事をしています。
一般客よりも割引価格で洗ってもらえるのが特典です。

電車で4駅ほど離れた場所で一人暮らしをしている息子は
クリーニングしたい衣類があると、我が家へ持ってきます。
だいたいワイシャツですが、昨日はスーツを頼まれました。

広げると、なんとなく男臭い(汗臭い)。

ご存じない方もいらっしゃるので、確認させて頂きます。
ドライクリーニングは
油溶性の汚れ(バター・マヨネーズ・口紅・油等)が落とせます。
水洗いは
水溶性の汚れ(汗・酒・コーヒー・醤油・果汁等)が落とせます。

注意してほしいのは、ドライクリーニングでは臭いは抜けないということ。

汚れに応じて、ドライと水洗いのダブルクリーニングをお勧めしています。



汗をかく季節は、スラックスがさっぱりすると大変好評です。

残念ながら、上着に関しては
裏地がポリエステルならOKですが、キュプラは水洗いができません。
水に対してデリケートな生地なのです。
高級スーツはたいてい裏地がキュプラです。

息子のスーツはオリヒカ(リーズナブルな価格)のブランドタックが付いていました。
表地も裏地もポリエステル。
洗濯表示もこのようになっています。



このマークの意味は
水温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い洗濯ができる。
つまり、家の洗濯機でも洗えるということです。

ネットに入れてから、他の洗濯物と一緒に洗濯機を回し、ハンガーに干しました。
自宅で水洗いしてからクリーニング店に持っていけば、追加料金がかからないので節約になります。

クリーニング店でドライクリーニングとプレスをしてもらえば、バッチリです。

御子息や旦那様のスーツが臭い時は、是非お試しください。
(表地がウールの品や、水洗い✖の表示は、クリーニング店に相談して下さい)




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボンディング  英語

2023-04-05 16:01:21 | クリーニング店

週4日ほど、クリーニング店で受け付け仕事をしています。
いつの間にやら、16年くらいになりましょうか。

ワンオペです。
暇な時は文庫本をこっそり読めるので、読書好きの私にはたまりません。

春と秋は除きます。
ようやくクリーニング店のピークシーズン到来です。
冬物衣類を抱えたお客様が、列をなしています。
私はカウンターから離れられません。
もちろん、読書はできません。

冬物衣料で、クリーニング店泣かせなのが

ボンディング加工の経年劣化です。

(ボンド+ing =動名詞)+ 加工・・・接着加工

「bond」(ボンド)・・・~を接着する

布と布を糊で張り合わせて仕立てられた衣類は、
たしかにハリがありスッキリとした見栄えです。
しかし
経年劣化や洗いすぎで、糊が剥がれて、張り合わせてあった生地が浮いてくるのです。
すると
空気が入ったような、少々見苦しい見栄えとなります。

クリーニング後のエリはこんな感じ



袖付け辺りはこんな感じ


これは、クリーニング店のプレス技術の上手下手が原因ではありません。
ちなみに、我が店は丁寧で上手と定評があります。

クリーニング店泣かせなのは
衣類に縫われている表示に、ボンディング加工について記されていないことです。
したがって
それを踏まえて購入する人は少ないでしょうし
この加工法さえ、一般の方は知らないでしょう。

「空気が入っているのは、ボンディング加工の劣化です。これ以上は対処できません。 云々・・・・・・」

説明しておかないと

「ボコボコになってるけど」
「やり直してください」
「クリーニング店に失敗された」

な~んて言われてかねません。

せめて材質表示タグに、「ボンディング加工」と表記を願うばかりです!





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする