そうなんだ。

外国語で知ったこと。

日常生活動作   英語

2020-01-30 21:03:13 | 介護

年末に88歳の母が脳梗塞を発症して緊急手術を受け、入院中です。
左半身マヒの後遺症のため、自ら動くことは出来ない状態ですが、脳外科の治療は終了。
機能を回復するには、頑張ってリハビリをするしかありません。
転院先が決まるまでは、追いだされませんが、ベッド上の生活でストレスが溜まっていました。

リハビリ科のある病院で入院待ちのキャンセルが出たそうで、母に転院の打診がありました。
二日後の転院と、かなりの慌ただしさでしたが
もちろん、二つ返事で受けさせて頂きました。

本日、
ストレッチャーのまま搬送してもらえる介護タクシーにて、無事に転院しました!

リハビリ科の病棟では、
食事、着替え、トイレ、入浴、歩行などの日常生活動作の回復訓練をします。
それまでの入院生活と全く違うのは、
就寝時はパジャマに着替え、日中はパジャマ以外に必ず着替えること。
3度の食事はベッドの上ではなく、食堂で食べること。
そして
入院中は、毎日数回のリハビリ訓練があります。

寝たきりになってしまいそうな母を見て、日常生活動作が出来ることの有難さを再認識しています。
この日常生活動作は、ADLと呼ぶのだそうです。

「ADL」・・・Activities of Daily Living(アクティビティゾブ デイリーライビング)

”日常生活の動作” を英語にして、それを短くした呼び名です。

この一か月間、ベッド上の母の姿しか見ていなかった私にとって
転院したその日の昼食を、車いすに座って他の患者さんと共に、食堂で食べる様子や
嵐の相葉君似のイケテル理学療法士に応援されながら、動かないと思っていた左足を動かした様子に
感動した一日でした。

頑張れー!


コメント (4)
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サイン  英語

2020-01-25 21:17:06 | 日記

土曜日の、朝日新聞朝刊の別刷りに、『悩みのるつぼ』というタイトルの悩み相談のコーナーがあります。
そのコーナーの回答者である上野千鶴子さんのアドバイスが面白く、ファンです。
2019年度東大入学式の祝辞で話題をさらった、東大名誉教授の上野千鶴子先生です。

上野先生の講演会を聞きに行ってきました。
よどみない口調とよく通る声。 
「なんでやねん」と突っ込みを入れたり、聞いている私が心配するほど辛辣な物言いをしたり、
聴衆を飽きさせることのない一時間半は、あっと言う間で、大いに刺激を受けました。

上野先生が、企業で働く東大卒業生の若い女性に 「会社でお茶汲みをする?」
と尋ねたそうです。
私がOLだった頃は、朝と3時にオフィスの皆に日本茶やコーヒーを入れたものです。
彼女は 「私がですか? しませんよ。 飲みたい人が自分で入れます」
と、不思議そうに答えたそうです。
上野さん曰く、 「そうなるように、私たちが世の中を変えた」

私は当時、疑問も持たずに女性だけに回ってくる、お茶当番を引き受けていました。
世の中の女性が全員私タイプだったら、今でも女性社員はお茶汲みをしていたかもしれません。

ここからの話の流れで、 「どんな強者も弱者になる」 に話が進み、
認知症などの高齢者問題が例になりました。

上 「認知症にならない対策とか、自分はこうしてる、なんて考えじゃダメ」

認知症研究第一人者だった長谷川和夫さえ、認知症になったのだから、誰もがなり得るというのです。
なっても安心して暮らしていける世の中の仕組みを、次の世代のために考えなければいけないし、取り組まなければいけない。
「安心して暮らせる世の中に、私たちが変えたのよ」 と言わなければならないのですね?
投票という手段で、動いてくれる人に託す方法もあります。

とても刺激になるお話が満載で、もっともっと上野千鶴子さんの考えを知りたくなりました。

講演後には書籍の販売もあり、サインが頂けるので二冊購入しました。
お願いして、サインを表紙にして頂きました!


日本語ではサインと言いますが、英語では

「autograph」(オートグラフ)・・・(有名人の)サイン

ちなみに「signature」(スィグネチャー)は署名です。
日本語にもなっている 「sign」(サイン)は、 動詞であれば ❝サインする❞ という意味になりますが
名詞だと、記号や符号や標識、または、 ♪愛しているのサイン♪ のように合図の意味のサインになります。

遠くから眺めるのと違って、近くで見る上野先生は、ピリっとした雰囲気で、ちょっと恐そうでした。
たくさん勉強して東大に入って教わりたかったなぁ~。

本を読んだら、感想を紹介します!

コメント (6)
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介護士  英語

2020-01-22 16:17:33 | 介護

ユーチューブのお陰で、家に居ながらにして沢山のことが学べます。

英会話の動画は、私の英語の発音勉強の助けになってくれますし
最近、私の趣味となっている手芸に関してもそうです。
例えば
ブックカバー、テイッシュケース、化粧ポーチを着物をリメイクして作りましたが
全てユーチューブビデオを見ながら作成しました。

先日、新たなユーチューブチャンネルを登録しました。
介護のチャンネルです。

昨年末に脳梗塞で倒れた母は、左半身マヒ状態になり自ら体を動かすことができません。
私が病室にいるのに、母が体の向きを変えたい度にナースコールを押すのも気が引けて
やってあげることにしました。
ベッド上の母は、ガリガリに痩せて小さくなっていて、30キロ位しか体重がないのですが
思うように動かせないのです。 重いのです。
私の腰も心配だし、母も痛がりました。

そこで、ユーチューブで介護のチャンネルを探したところ
母と同じように左半身マヒした人の ”仰向けから横向き” の介助のやり方を見つけました。

動かない左腕をお腹に乗せて、右手で押さえてもらう →
両ひざを立てる → 向く方向に枕をずらす(今回は右) →
母の右側に立って、左側の肩と左側の腰に手を当てて手前に引く

このチャンネルで学んだ通りにやってみたら、コロ~ンと簡単に横向きになりました。
横向きにしてから、痛がっていた腰をさすってあげます。

私 「どう? 気持ちいい?」

母 「直接肌を撫でてもらうと、もっと気持ちいいんだろうけど」

トイレに行けないから、オムツをしているんです。
そのオムツの中に手を入れて、さすってよ。 と言う事らしいのですが
ごめんなさい。 その勇気はないとお断りしました。 意気地のない娘を許して。
そこまで介護士になりきれていない私でした。

介護士をアメリカ英語では

「caregiver」(ケアギヴァー)・・・介護士・介護者・ (病人・子供などの)世話をする人

日本語にもなっている 「care」(ケア)・世話 と 「giver」(ギヴァー)・与える人 をつなげた単語です。

暫くは、このユーチューブの介護チャンネルで学んでは、病室の母に試してみることにします。
万が一、にっちもさっち行かなくなったときは、ナースコールができるので。


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ねずみ年   英語

2020-01-19 10:34:16 | 英会話教室

前回の『遅ればせながら 英語』の場面である英会話教室の続きになります。

小学生の孫の世話で久しぶりに出席した生徒が、若い英国人講師にお年賀(?)を渡しました。

以下の会話文は「 」内は原語で、『 』内は和訳です。

包装を外して品を見た講師は

講師 「What's this? 」・・・これは何ですか?

金のプレートにネズミが彫られている素敵な栞でした。

生徒 「A bookmark.」(ブックマーク)・・・栞です。

講師 『私はたくさん本を持っているのですが、栞がなくて不便だったところです』

と、喜びました。
今年がネズミ年なので、ネズミをあしらった縁起ものです。

生徒 「This year is the year of the mouse in Japan.」・・・日本では、今年はねずみ年です。

たぶん、英国人である彼は知らないだろうと皆で説明を始めたのですが
逆に訂正されてしまいました。

講師 「The year of the rat.」(ジイヤーオブザラット」・・・ねずみ年

英語のマウス(mouse)も、ラット(rat)も和訳では、ネズミです。
英語では
ミッキーマウスやパソコンのマウスでイメージされるように、マウスは小さくて可愛らしいネズミで
英和辞書によれば、ラットはマウスよりも大きい種類のネズミと表現されています。

干支は、そもそも中国が発祥で日本に伝えられたものです。
中国、台湾、韓国でもこの干支が使われていて、今年はネズミ年です。
その上、莫大な人口である中国人は世界各地にも住んでいるのです。
私が思っていたほど、西洋人にとって干支は聞いたことのない風習ではないようです。

ねずみ年をテキトーに英訳して 「ザ イヤー オブ ザ マウス」などと言って
教えた気になっていた私たちは、まさしく ”井の中の蛙” 状態だったようです。

ネズミ年のネズミはグローバルレベルで、大きい方のネズミ・ラットに統一されていました。

なんだか、生々しいネズミのイメージで残念ですが・・・。

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遅ればせながら、おめでとう  英語

2020-01-15 10:10:06 | 英会話教室

私が通う英会話教室のお仲間は、私よりも一回り近くお姉様です。
仕事も引退し、時間はたっぷりあるのだと思っていましたが、わりと忙しい。
久しぶりに出席したクラスメートの事情は、
冬休みの間、小学生の孫をその子の親に代わり、見なくてはならなかったからです。

そういえば
皆さんの欠席理由のほとんどが、孫の世話です。
異口同音におっしゃるには、
「孫の親である自分の子が大変そうで、助けてあげたい」 でした。
現在は共働き世帯が主流ですから、少しでも負担を減らしてあげたい親心からなのですねぇ。

さて、
年明け初回のレッスンを欠席したお姉様は、今回が遅ればせながらの 「明けましておめでとう」 になりました。
こういう時の表現を、若い英国人講師が教えてくれました。

「Belated happy new year.」(ビレイティド ハピィニュウイヤー)・・・遅ればせながら、明けましておめでとう。

「belated」(ビレイティド)・・・遅れた

若い英国人講師が言うには、彼の頻繁に使うフレーズは

「Belated happy birthday to you.」・・・遅ればせながら、誕生日おめでとう

この「belated」を使うのは、新年・誕生日・クリスマスの挨拶限定だそうです。

誕生日に関しては、使えそうです。 
便利なフレーズを教わりました。


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