私はクリーニング店で受付のパート仕事をしています。
先日、赤ちゃんを前抱っこ・両手に買い物袋の20代半ば~後半の若くて可愛らしいママが来店しました。
とにかく、前に赤ちゃんをぶら下げているので、持参したスーツを袋からひっぱり出すのも一苦労です。
「お手伝いしますね」 と、出してあげました。
子育てを頑張っているママを見ると、応援したくなります。
彼女が支払った硬貨の中で、ひときわ輝いていたのが10円玉。
私は令和元年の硬貨を収集中ですので、すぐに目が留まり、製造年を確認すると
やはり令和元年の10円玉。 ひと声掛けてあげました。
私 「令和元年の10円玉だけど、使っちゃいます?」
ママ 「え? あっ、本当だ! やだ、ラッキー! もう出回ってるんですね? 気が付かなかった! 嬉しい!」
ラッキー、ラッキーと喜んでお財布の中の古い10円玉と取り替えて支払いました。
少々お疲れ気味だったお顔が、ピカピカの10円玉くらい輝いた表情になったのです。
こちらまで、嬉しくなりました。
実は、
私はすでに沢山の令和元年硬貨を集めたので、余裕があるのです。
製造したての現在ならば、きらきら光っているので見つけやすいのも勝因です。
別の日、
40代と思われる男性客に 「最近、面白い話はありますか」 と聞かれました。
彼は保険の取次がお仕事だと、以前に伺ったことがあります。
セールストークにでもするのでしょうねぇ。
飲み屋のママから話を聞くのと違って、ここでの情報収集は安上がりです。
面白い話ねぇ~。
そこで、令和元年の硬貨を集めていると告げました。
男 「どこで集めているんですか?」
私 「ここのレジでも見つかります」
彼は、とっさに自分のお財布の中を確認し始めました。 しかし、見つからなかったようです。
私は、自分のお財布から令和元年の500円玉を取り出し、レジの500円玉と逆交換し、
お釣りの中に令和元年の500円玉を混ぜてあげました。
喜ぶ、喜ぶ。
彼 「全然気にも留めてなかった。 妻にも見せますよ。 ずっと取っておきます。」
今後、令和元年の硬貨を集めて、セールストークやサービスに使うかもしれませんね。
元年を英語でいうと
「the first year of ~」・・・元年
手持ちの和英辞典の例はもちろん、平成元年 「the first year of Heisei」。
令和元年であれば 「the first year of Reiwa」
しばらくは、
このピカピカの令和元年硬貨は人々をラッキーな気分にさせてくれるのでしょう。
#令和元年硬貨