そうなんだ。

外国語で知ったこと。

闘牛士   スペイン語

2011-09-30 13:00:00 | 語学
『情熱の国スペイン』の象徴と言えば、フラメンコと闘牛でしょう。

今週初め、目にしたニュースの見出しです。
『カタルーニャで最後の闘牛 伝統に幕 スペイン』
2012年1月からカタルーニャ州の条例で禁止される、最後の
闘牛の興行が、9月25日にバルセロナで行われたとのニュースです。
動物愛護の観点からも、問題視されてはいました。

「torero」(トレロ)・・・闘牛士

プロテクターを着けた馬に乗りながら、牛に槍を刺す人。
次に、牛の突進をかわしながら、6本の銛(もり)を刺す人。
最後に、きらびやかな衣装を身にまとい、剣と赤い布を持って
戦うマタドールと呼ばれる主役が登場します。

映像では、マタドールの戦いがよく映し出されています。
最初から1対1の勝負ではありません。

まだスペイン全土で禁止されたわけでは、ありませんが・・・。
将来的にはどうでしょうか。

小さい頃歌った 『トレロカモミロ』 も、歌われなくなるかも
しれません。

♪その名高き~ トレロカモミーロ 男の中の男だけど~♪

“トレロカモミロ”って、長い名前だと思っていたら、
“闘牛士カモミロ”という意味の歌詞だったんですね。
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沖縄の言葉

2011-09-29 13:00:00 | 語学
まず音楽の話から始めましょう。
音階に、琉球旋法というのがあります。
絶対音感をお持ちの方は歌い、そうでない方は楽器で
お試し下さい。

ど、み、ふぁ、そ、し、ど

沖縄の旋律を感じます。

NHK・BSドラマの「テンペスト」を観ていました。
19世紀の琉球王朝が舞台です。
参考までに明治元年は1868年、19世紀です。

聞きなれない言葉がたくさん出てきます。

琉球王・・・「首里天加那志」(シュリテンガナシ)。
占いをする最高神女・・・「聞得大君」(キコエオオキミ)。
男子禁制の後宮・・・「御内原」(ウーチバラ)
役職名から建物名まで初めて耳にする単語が多いです。

タイトルの英単語「tempest」(テンペスト)は
“大嵐” という意味です。 
伝統的に外交・貿易関係のあった清国が、欧米列強により
半植民地化されていく状況、ペリー黒船の琉球寄港。
また幕末の日本に吹き荒れる改革の嵐も、琉球王国を
翻弄していきます。 

沖縄は一度だけ遊びに行ったことがあります。
綺麗な海に長い時間、見とれていました。

心に浮かぶ沖縄の言葉は

「海人」(ウミンチュ)・・・漁師
「なんくるないさ」・・・なんとかなるさ


次回行く時は、王国の足跡(そくせき)を訪ねたいと
思っています。

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旅(2)  英語

2011-09-28 13:00:00 | 語学
昨日の「旅 英語」の続きです。

テレビの洋画劇場で観ました。
『2001年宇宙の旅』。
月で発掘した謎の物体《モノリス》の調査のため、宇宙船ディスカバリー号で
《ハル》と名付けられたコンピューターと共に、木星に向かうお話。

英語のタイトルでは、どの英単語が使われているのでしょう。
トラベル、もしくはジャーニー?

2001年宇宙の旅・・・「2001:A Space Odyssey」
            (2001:ア スペイス オデッセイ)

(オデッセイ)ですかぁ。

旅行会社に勤めていましたが、旅で(オデッセイ)は聞いたことも
使ったこともありません。
強いて言うなら、ホンダ車のオデッセイには乗ったことがあります。

「odyssey」(オデッセイ)・・・≪文語≫長い冒険旅行

文語だったんですね。
私の使用する研究社の英和辞書では、文語を
・・・硬い文学作品や改まった文章に用いられそうな語・句
と示しています。

英語には、随分と日本語の 旅 にあたる単語があるものです。

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旅   英語

2011-09-27 13:00:00 | 語学
「journey」(ジャーニー)
・・・行き先は決まっているが、帰路は考えていない、比較的
   遠方への陸路で、時として骨の折れる旅行。

例えば、土佐から江戸へ何カ月も掛けた、坂本竜馬の旅がそうでしょう。
人生の旅も、英語で、 「life’s journey」 です。

「trip」(トリップ)
・・・目的地との往復で、旅全般ですが、比較的短期間の
   観光や出張旅行に使う。

出張は 「business trip」 です。

「tour」(ツアー)
・・・ぐるっと回る、周遊旅行。 世界一周をはじめ、家の中の案内
   から工場見学、観光、視察旅行、巡業などに使う。

団体旅行の「group tour」「package tour」。
歌手の「concert tour」もこれです。

「excursion」(エクスカージョン)
・・・短期間の団体観光旅行です。

遠足など。 修学旅行は「school excursion」と言います。

「travel」(トラベル)・・・移動に重点を置き、各地を巡り歩く旅行。

旅行代理店「travel agency」、宇宙旅行「space travel」
ガリバー旅行記「Gulliver’s Travels」


センチメンタルジャーニーを含め、ジャーニーだけ未体験です。 
 
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平和   サンスクリット語

2011-09-26 13:00:00 | 語学

たまぁーに行く、スポーツクラブでヨガクラスに
参加することがあります。
様々なポーズ。 イメージ通りに、伸びたり曲がったり
してくれない、己の身体に苦笑してしまいます。

最後に 『オーム シャンティ』 と唱えます。

サンスクリット語です。
これは、古代インドの文章語であり、上品とされる言葉でもあります。
このサンスクリット語もドイツ語と一緒で、名詞が男性、女性、中性
に区別されます。 「男と女と中性 ドイツ語」(8/11)編。 
難しそうですね。

「シャンティ」・・・平和、平安

「オーム」

これは言葉ではなく、音だそうです。
聖なる響きを持つ 《聖音》 で、祈りの前に唱えられます。

「シャンティ」の前に「オーム」を唱えることで、祈りになるのでしょう。

・・・平和でありますように

因みに、『オームの法則』 の 『オーム』 は、聖音ではなく、
ドイツの物理学者、G.S.オーム。
この法則を導いた人の名前です。



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