そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ファッショナブリィ レイト  英語

2018-02-28 10:22:25 | 英会話教室
私は英会話教室に週1回通っています。
先月まで担当してくれた米国人講師は、就労ビザ云々の関係で
今月からは、英国人講師に替わりました。

彼はNHK・BS放送の『cool japan』 という、“外国人からみてカッコイイと思える日本” について
紹介する番組に、時々出演しています。
『cool japan』 は、楽しく観ている番組ですので
ミーハーの私としては、テレビの中で見かける人が教えてくれる
というだけでモチベーションが上がっています。

授業のテーマは 「Good manners」(グッド マナーズ)でした。
その中の項目で

「arrive late for a party」・・・パーティに遅れて着く

の質問に、私たちは「yes」はい、「It depends」それによる、「No」いいえ
で答えます。 普通の日本人の感覚であれば 「No」 でしょう。

ちなみに、このパーティーはホームパティー的なものでカジュアルなパーティーと考えてください。

英国では、少し遅れていくのがグッドマナーだそうです。
早目やオンタイムはむしろバッドマナーとのこと。

このようにわざと少し遅れていくことを

「fashionably late」(ファッショナブリィ レィト)

と、呼ぶそうです。

何のための約束の時間かわかりませんよね。
お姉様生徒が質問しました。

『ホストが時間に合わせて用意した料理が冷めてしまいませんか?』

英国人講師が言うには、スナックとかチーズ類で温かい料理はないから大丈夫とのことですが?

私の感覚では、
時間に遅れることは、あまり楽しみにしていないようで失礼にあたります。
それに、招く側であれば、皆が遅れてきたらショックです。

しかし、良いことを聞きました。
これと言った理由もなく、遅れてしまいそうな時・遅れた時は

「ファッショナブリィ レイト で~す」

と言えば、洒落た言い訳になりますね。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マス   英語

2018-02-25 10:35:08 | 語学
高木菜那選手! マススタートの金メダル、おめでとうございます!

女子パシュート競技に引き続き、昨晩の女子マススタート決勝・最後のカーブでは

「行け! 行け! 行けー!」

又もや、テレビの画面に向かって大声で叫んでしまいました。

後半になるまで背の高い外国人勢の中で、埋もれていた小さい菜那選手。
最後のカーブで大きなオランダ選手を抜いてトップに躍り出て、
ダイナミックに腕を左右に振りながら、必死に追いかける他国の選手を振り切りゴール!
興奮のラストスパートでした。

このマススタート競技に聞き覚えがないと思ったら、ピョンチャン五輪で新たに加わった競技でした。

マススタート。 
なんだか変なネーミングですが、マスの意味がわかると、なるほどと納得できるでしょう。

「mass」(マス)・・・(大きな)一団・大集団・大きな集まり・大きな塊・大衆

マススタートを和訳すると “集団スタート” になります。
スピードスケートにおいて、16人での一斉スタートは集団のスタートです。

単独で「マス」と言われても、ピンとこない方(私の旧友)のために
この 「mass」 を使った良く知られる英単語を紹介しましょう。

「mass communication」(マスコミュニケーション)・・・大量伝達・大衆伝達・マスコミュニケーション

英和辞典によれば、日本で私たちがいうところ “マスコミ”は、英語ではメディアになります。

「mass media」(マスメディア)・・・マスコミ機関・マスコミの

因みに、北朝鮮の人々が集団で行うパフォーマンスは “マスゲーム” 「mass game」 と紹介されますが
これは、「mass」の意味である “大集団” を使った和製英語です。
英和辞典には載っていません。

冬季五輪も今夜の閉会式で幕を閉じます。
選手及び関係者の皆さん、お疲れさまでした。
興奮と感動をありがとう・・・。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パシュート  英語

2018-02-22 14:36:22 | 語学
スピードスケートの女子団体パシュート、金メダルおめでとうございます。

高木姉妹及びパシュートチームの頑張りを特集した番組を観ていたということもあり
今回のオリンピックでは、羽生選手のフィギュアスケートと同じくらい、楽しみにしていた種目でした。

昨晩はテレビを前に女子団体パシュート競技に興奮しました。

オランダとの決勝戦では、リードしたり、リードされたり
 
「ゴーゴーゴー!」
「ガンバレーっ!」

思わず声が出てしまいました。

それにしても
日本チームの滑りはなんとも美しい。
“一糸乱れぬ”とはこのことではありませんか。
速さを追及すると、美しさに到達するのでしょうか。

1年のうち、300日練習していたというのですから、頭が下がります。
結果がでて、本当によかった。

テレビ欄では「女子パシュート」と書いてありましたが
優勝から一夜明けた、朝日新聞朝刊一面の見出しは

「女子追い抜き 金」

追い抜き競技。

パーシュートの英単語を調べましょう。

「pursuit」(パースゥートゥッ)・・・追跡・追いかけ・追求・探求

なるほど。
イメージがつかめました。

追い抜きというよりは、追いかけのイメージです。
お互いに前を走るチームに追いかけて、少しでも追いついた方が勝ち。

「女子追いかけ競技 金」

手前味噌で恐縮ですが
こちらの方が、わかりやすい気がします。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白鯨  小説

2018-02-20 12:04:10 | 読書
2018年2月7日のブログ「スターバックス」で、この有名なカフェの名が、小説の登場人物由来だとわかりました。

『白鯨』(はくげい)は、アメリカの小説家・ハーマン・メルヴィルの長編小説で
原題は「 Moby-Dick; or, The Whale」(モビーデイック オア ザ ウェィル)です。
やっと、読み終わりました。 もちろん翻訳本です。
今回は半身浴がてら、湯船の中でも読みました。

まずは原題の説明です。
モビーディックはこの小説に登場する巨大な白いマッコウクジラの名前です。
ちなみに
標準的な雄マッコウクジラの体長は16ー18メートルで、体重は50トン。
モビーディックは他のマッコウクジラを圧倒するほど飛びぬけて巨大なのです。

「whale」(ウェィル)・・・鯨

19世紀・石油発見以前は、鯨油(クジラから採取される油)が灯油や機械油として使用されていました。
捕鯨船乗船は高収入でしたが、2年以上も海上で過ごすこともあり、過酷で危険な仕事でした。
陸上での生活に生きがいを見いだせない若者・イシュメールは、刺激的な何かを求めて
捕鯨船で水夫として働いてみることにします。

この若者イシュメールの語りで話は進められいきます。

沢山の鯨油を取ることが目的の捕鯨船で、出港後にエイハブ船長の目的だけは違うということがわかります。
過去に片足を失くす原因を作った、巨大な白鯨(モビーディック)との戦いを心に決めていたのです。

銛打ちをはじめとする乗員は、陸上の生活に馴染めないような荒くれ者ばかりのようです。
背徳者・無頼漢・風来坊・脱落者・食人種(人食い族)・夢想家といった救いがたい手合いばかり。

その中でスターバック一等航海士の紹介だけは、
すらりと背が高い・端正な顔立ち・自己抑制のきいた精神・数々の危難を落ち着き払ってきた証の瞳
理性の先導者など、イシュメールの目にはただ一人の正常者に映ったようです。

穏やかな海のこの世の物とは思えぬ美しさや
嵐で荒れ狂う海の過酷さは所々で存分に語られていました。
ちなみに荒れ狂う嵐は、ジャパン沖で遭遇したタイフーンです。
『日本』 と 『台風』 の言葉の登場に、思わず親しみを覚えました。

スターバック一等航海士とコーヒーは結びついていません。
素晴らしい海の景色を見ながらコーヒーで一息つく描写などはありませんでした。

最終的に、奇跡的に助かったイシュメールを除く乗員全員が死んでしまいます。
戦いを挑んだ白鯨・モビーディックが体当たりして本船を沈没させたからです。

えー、そうなの?。 生き延びて欲しかった。

小説『白鯨』は、アメリカ文学を代表する作品で、映画化もされています。
ちなみに、語り手が狂気だと描写する片足のエイハブ船長は、『ローマの休日』で馴染みの
グレゴリー・ペックが演じていたようです。

スターバックスの創業者たちが、この本を読んで
冒険心あふれる海の男たちの生き方に魅せられていたとしても不思議ではありません。
(私は絶対乗りたくありませんが・・・)
しかし
商売となれば、勇猛果敢なだけでは成り立たないので
知性と理性を兼ね備えたスターバック一等航海士の名を選んだのかもしれませんね。

スターバックス
カッコイイ響きに聞こえてきました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シークエンス  英語

2018-02-17 17:34:42 | 語学
羽生結弦選手、金メダルおめでとう!

昨日のショートプログラムは完璧だし、本日のフリーも素晴らしかった!
技術はもちろんですが、精神が強靭ですよね。

うちの夫はボウリングが得意です。
都会育ちの夫の小学生時代、早朝の上野・池之端ボーリング場は1ゲーム100円か150円の低価格だったので
年中、早朝ボーリングを楽しんだそうです。
数をこなしただけ、ボーリングの腕前は自然に上がりました。

勤める会社の社内ボウリング大会日以前の練習では、ストライク目白押しで、皆の期待も高まるのですが
大会本番になると、どういうわけか、まったく振るわず
優勝のご褒美獲得を夢見ていたチームの仲間を毎度がっかりさせていました。

社内ボーリング大会でさえ、こうなる人がいるというのに
羽生結弦選手は世界中の人の前で、存分に実力を発揮できるなんて
本当に素晴らしいです。

テレビの画面に釘付けで観ているフィギュアスケート。
解説中に、「ステップ シークエンス」の言葉がありました。

「ステップ」はわかりますが、「シークエンス」の意味がわかりません。
早速調べました。

「sequence」(スィークェンス)・・・連続・連続するもの(こと)

演技の中で、エッジを巧みに使い複雑なステップを続けて行うことを
ステップシークエンスと呼ぶそうです。

ついついジャンプに注目しがちですが、足をあっちむけたり・こっちむけたり、連続でステップしています。

羽生選手の演技は流れるような演技で、うっとりします。

怪我を克服してのオリンピック金メダル。
本当におめでとうございます。
一緒にドキドキして、ホッとして、大喜びさせてもらいました。
感動をありがとう・・・。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする