井上靖著「孔子」を読みました。
出版社は新潮社で、発行は平成元年になっています。
そこまで、昔の本ではないようなのですが
漢字で苦労しました。
この本のために
スマホに「漢字読み方検索」アプリをインストールして
調べ調べ読まなければ、なりませんでした。
Wikipedia で作家・井上靖を調べたところ
1907年(明治40年)の生まれで、1991年(平成3年)に亡くなっていました。
昔の人です。
「孔子」は、最後の長編小説のようです。
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「恰も」・・・(あたか)も
「漸く」・・・(ようや)く
しかし、さえ、漢字でした。
「併し」・・・(しか)し
昭和時代は漢字で書いていましたっけ?
以心伝心とでも言いましょうか
この件についてブログ取り上げようと思っていたところ、
ガールズバンド「ペンシル」のメンバーだった、高校時代の友人ワンコからラインが届きました。
実家の整理をしていて、なつかしい高校時代の賞状が出てきたと
画像を送ってくれたのです。
その賞状にも見慣れない漢字があるでは、ありませんか。
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「ここにこれを賞します」の「ここに」が「茲に」になっていました。
単独だったら、絶対に読めません。
時代が進むにつれて、多くの漢字がひらがな表記になっているようです。