そうなんだ。

外国語で知ったこと。

スキー  ドイツ語

2016-05-29 11:15:19 | 語学

大学時代のスキー愛好会の集まりが都内ホテルで催されました。
顧問をしてくれた教授をはじめ
創設した一期の先輩たちから、廃部になった十九期までに
声が掛かっていたようです。

愛好会とはいえ、競技スキーのみの取り組みでした。
7月でもテニス合宿などしません。
山形県の月山スキー場。
リフトもない山の上に残った雪上で
板を担いで登っては滑り、滑っては登り。

雪のない季節は陸上トレーニング。
雪のある季節は雪上トレーニング。
先輩後輩の関係も当時は厳しかったと記憶しています。

創設当初のメンバーは体育会スキー部をやめた部員が
体育会に準ずる愛好会として立ち上げたという話を
この日初めて知り、それであんなに練習したのかと納得。

会のシメに校歌ならぬ愛好会歌を歌うことになりました。

「そんな歌あったっけ?」

まったく記憶になかったのですが、始まると思い出しました。

♪燃ゆる青春スキーにかけて 毎日鍛えた山や川~♪

歌ってましたね。 そう言えば
しかし、山はわかりますが
なぜ、川?

スキーを続けている人、すっかりご無沙汰している人、様々です。
ちなみに私は残念ながらご無沙汰派です。

今度皆でスキー合宿をしようと話が盛り上がっていましたが
ガンガン滑る集団が、ゴーグルと帽子をぬいだら
初老~ミドルのおじさんおばさんばかりだったというのも
注目を集めそうです。

ドイツ語のスキーの発音をご紹介します。

「Ski」(シー)・・・スキー

「Ski fahren」(シー ファーレン)・・・スキーをする

愛好会の旗はドイツ語で書かれていました。

英語で名詞のスキーはスキーの板のことを指します。

「ski」(スキー)・・・《名詞》スキー板

「ski」(スキー)・・・《動詞》スキーをする
「I skied down the slope.」・・・私はスロープを滑り降りた。

「go skiing」・・・スキーに行く


皆さん、お酒もガンガン飲むのには、驚きました。
私は飲む派ではなく、食べる派です。

食べる派代表としては、頑張って食べたのですが
処理しきれませんでした。
一次会、ニ次会とも料理がたくさん残ってしまったのが
もったいないかったと、少しだけ責任を感じています。






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ぶらんこ   日本語

2016-05-24 14:46:46 | 英会話教室

私が通う英会話教室のレッスンの中で
遊園地の乗り物の話になりました。

イケメン米国人教師は縦の動きの乗り物・・・
たとえば、ジェットコースター等は好きだけれど
横に揺れる動きの乗り物・・・
たとえば、コーヒーカップは気持ち悪くなるそうです。

それを受けて、生徒の一人が
“ブランコがたくさんぶら下がっていて回転する乗り物”
も、気持ち悪くなるので乗らないと言いました。

乗り物の名はわかりませんが、何であるかはわかります。

しかし、イケメン米国人教師は

米 『ブランコは初めて聞いた単語です』

生徒 『ブランコって英語じゃないの?』

結局、英語でブランコは

「swing」(スィング)・・・ブランコ・振ること

スィングと呼ぶそうです。

では、我々が言う “ブランコ” は何語なのでしょう。
広辞苑を引いてみました。
広辞苑は外来語であれば、カタカナで表記されています。
しかし
“ぶらんこ” 
ひらがなの表記でした。

というこは、
岩波書店は、“ぶらんこ” を日本語として扱っているということです。

(一説にポルトガル語から) の 、断り書きも記されていました。

ポルトガル語のぶらんこは

「balanco」(バランソ)・・・ぶらんこ


英語のbalance(バランス)に似ています。

とりあえず
広辞苑に従って、ぶらんこは日本語ということにしておきます。
きっと、ぶらぶら揺れる乗り物だから、ぶらんこなのでしょう。




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領分  英語

2016-05-21 16:43:14 | 読書
『嫌われる勇気』 は現在ベストセラー本です。
図書館の予約待ち人数から予測すると
順番が回ってくるのは来年だと諦めて、辛抱強く待っていました。

灯台もと暗し。
娘の部屋の本棚にありました。 
購入し、すでに読み終わっていたようです。

哲学者と青年の対話式で話が進みます。
この青年のあまりに挑発的な物言いは、少々癇に障りますが
ひるむことなく哲学者は 「アドラーの心理学」 について話を進めます。

なるほどね。 そういうことなんだね。

これは私の友人わんこの口癖ですが
今回ばかりは、私も使わせてもらいました。

文中では「課題の分離」という言葉が使われていますが
読後はその言葉が私の中で「領分」に、変わっていました。 
これは英単語の方がピンと来るでしょう。

「territory」(テリトリー)・・・分野・領域・領土・縄張り

よそのテリトリーには踏み込まないのが鉄則です。

好き嫌いを含めて自分が感じることは、自分の領分。
他人が感じることは他人の領分。

すなわち他人による私への評価は、放っておけということです。
私以外の人がどう感じるかは、その人のテリトリー内で起きることで
それを私がコントロールしようとすると、無理が生じます。

この仕組みを理解していれば

あれだけやってあげたのに、どういうつもりだ!
  や
こんなに頑張ったのに認めてくれない
  
怒りや落胆がナンセンスなことだとわかります。

結果として、相手の期待に添ったならいいけれど
期待に添うために、自分の行動を制限することは
バカバカしいことだということです。

これは家族間でも言えることです。

ようするに、自分の人生を生きるためには
他人の評価や承認を欲しても仕方がない。

結果的に嫌われたっていいじゃない。
他人の期待に添うために、認めてもらうために生きているんじゃない。

自ら欲しての行動であればOKですが
無理や我慢をして尽くすことは、美徳でもなんでもないようです。

なるほどね。 そういうことなんだね。


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アラームが鳴る  英語

2016-05-17 14:06:45 | 英会話教室
関東地方は昨晩、震度4の地震がありました。
東日本大震災の時の揺れに比べれば、たいしたことありません。
今回、私が驚いたのは携帯電話の地震警報です。

東日本大震災の際は、携帯電話にこの機能がついていませんでした。
昨晩は家族メンバーの内、3人が在宅で
いっせいに3機の携帯アラームが鳴りだしたのです。
しかも、揺れている最中に・・・。
かえって、恐怖心をあおられました。

今日の英会話スクールでこの話をしました。
イケメン米国人教師が以下のように表現しました。

米 「My alarm went off」・・・アラームが鳴った。

私 「went off?」

went は go の過去形ですが、鳴るにoff?
off を使うと電気のように“消えた”感じがします。

どうやら、この 「go off」“鳴る”の使い方は
日本人が勘違いする英語のランキングに入っているようです。

アラームと一緒に使う場合のみ 「go off」は “鳴る” と訳します。

問題です。

「The alarm didn't go off.」

アラームは鳴ったのでしょうか鳴らなかったのでしょうか
はたまた、止まらなかったのでしょうか?
英語の不得意は私の友人たちが
“アラームさんは出掛けなかった。”
と訳さないか少々心配です。

答えは、アラームは鳴らなかった。

携帯電話繋がりの話をもうひとつ。
先日ソフトバンクからクレジットカード引き落としの
携帯電話使用料金の明細が届きました。

すごいです! 私はとうとうやりました!
私の4月分の使用料金がなんと

・・・1,879円。

たったの1,879円だったのです。
ガラ携にしても安いですよね。

イケメン教師も驚いてくれました。


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ミレニアルズ   英語

2016-05-12 21:15:33 | 語学
5月11日の朝日新聞朝刊・経済面で面白い記事を読みました。
タイトルは
『emoji 米でもいいね!』

“日本生まれの「絵文字」を、商品の広告などで使う米企業が急増している”

という書き出しの記事です。
最初に 「そうなんだ」 と思ったのは、絵文字が日本発だったということ。
そして今や絵文字は 「emoji」という共通語になっているということ。

米国では携帯メールで( ) や ^ や , を組み合わせて
顔文字を作るのは一般的だったけれど、絵文字が多用されるように
なったのはここ1年ほどのことだそうです。
と言うことであれば、日本の絵文字使用歴はかなり先輩です。

記事は続きます。

“米企業がemojiで広告を展開するのは 「ミレニアルズ」と
 呼ばれる若者をターゲットにするからだ”

本日取り上げるのは、この「ミレニアルズ」です。
ミレニアルズと呼ばれる若者はどんな若者でしょう。

「millennials」(ミレニアルズ)
   ・・・1980年ごろから2000年代初めに生まれた世代

アメリカでも日本でもこの世代は、それ以前の世代とは消費行動が
違うことで注目されています。
いわゆる、消費離れ。
ミレニアルズ以前の世代である私達が若者だった頃は
学生であっても、車を買いました。
車を持ってない男子は女子に相手にされませんでした。
アッシー(なつかしい言葉)にもなれません。
ところが
ミレニアルズは高額な車を所有することへの関心が薄いのです。

米自動車会社のGM(ゼネラル・モーターズ)は新車の特徴を
絵文字を使ってアピールしたそうです。
宣伝効果があるといいですね。

ちなみに「ミレニアム」に由来します。

「millennium」(ミレニアム)・・・千年間・千年期《名詞》

「millenial」(ミレニアル)・・・千年間の・千年期の 《形容詞》

ミレニアムズ と、言い間違えないようにしましょう。
ミレニアルズ が、正解です。



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