前回のブログ「宗派 英語」の続きになります。
京都への一人旅で、私が死ぬまでにやりたかったことのうち
1.一人旅 2.東寺のライトアップ夜桜 3.写経体験
3つも叶えることができたと、前回のブログで書きました。
一泊二日の旅の二日目は、「醍醐の花見」で知られる、醍醐寺の桜を見に行きました。
「醍醐の花見」とは、1598年に豊臣秀吉が京都・醍醐寺の山麓で催した花見の宴です。
豊臣秀頼・北政所・淀殿を初めとし、諸大名から女房・女中衆約1,300人を従えた盛大な催しです。
豊臣秀吉を扱った歴史ドラマでも、このシーンが出てきます。
とにかく、桜、桜。
あっちも、こっちも桜。
こちらの醍醐寺にも国宝に指定されている五重塔がありました。
なんと、951年・平安時代に完成した京都府・最古の木造建築です。
市内からは、少し離れていたのが幸いして、火災などで焼けることなく、現在に至ります。
醍醐寺も東寺と同じ真言宗です。
霊宝館で、仏像の展示物を見学していた時に、係の人に尋ねてみました。
私 「こちらの仏像は火災などの被害に遭わなかったのですか」
近くは、第二次世界大戦だってあったのですから・・・。
係の人に、逆に問い返されました。
係 「それは、応仁の乱のことをおっしゃています?」(応仁の乱 1467年)
あぁ、京都なんだな~。
と、感動しました。 とても、歴史が深いです。
醍醐寺は世界文化遺産に登録されています。
世界文化遺産を英語で言うと
「world cultural heritage」(ワールド カルチュラル ヘリテイジ)・・・世界文化遺産
「heritage」(ヘリテイジ)・・・《文化的な》遺産
貴重な文化遺産を守るためには、経費も掛かるのでしょう。
京都の有名なお寺のほとんどに、国宝指定されている建物や仏像があります。
拝観料という形で、それら経費を見学者にも負担してもらうのでしょう。
幾日も京都に滞在して、全ての寺で国宝を見学させてもらったら、
私は ”破産する” でしょう・・・。
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