オンライン日本語レッスンで教えている最中も、日常会話と同じように
「あれ、なんて言うんだっけ? アレ、アレ」
突然言葉が出てこない状態になるので、冷や汗ものです。
本日のレッスン中
日本語での名前を聞かれて、すぐに出てこなかったのが
ウェイトトレーニンングに使う重いやつ
アメリカでは 「weights」(ウェイツ)と呼んでいるそうですが、その単語を聞いたとたん
日本語で何と呼んでいるのか、思い出せなくなりました。
私 「トレーニングに使う重いやつって、私は呼びますが・・・」
と、時間を稼ぎながら 「鉄アレイ」 の言葉を思い出しました。
日本語がペラペラのリナさんも、初めて聞いた日本語だったようで
R 「て・つ・あ・れ・い。 ふ~ん」
私は、さらに一歩進んで
私 「テツは iron の漢字で、アレイはカタカナで書くから外国から入った言葉だと思います」
私 「アレイと聞いて、何か思いつく英単語はありますか?」
リナさんは、繋がる単語を思いつかないと言いました。
レッスン終了後、由来が気になったので調べると
なんと!
鉄アレイには漢字表記があったのです!
鉄亜鈴 もしくは 鉄唖鈴
アレイは外国語ではなく、日本語の発音でした。
イギリスで 「dumb bell」(ダンベル)と言われていたものを、日本語に訳したそうですが
「dumb」(ダン)・・・口のきけない 《唖》
「bell」(ベル)・・・ベル 《鈴》
これに鉄を組み合わせて 鉄啞鈴 からの 鉄亜鈴 そして現在は鉄アレイ。
日本では、ダンベルでも通じます。
この時に、ダンベルの言い方を思い出していれば、失敗しなかったのに・・・。
日本語を教えることで、自分も日本語を学び直せそうです。
#鉄アレイ #鉄亜鈴 #ダンベル #ウェイツ