ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

下野草(しもつけそう)

2007年06月16日 | 観察


歳のせいか夜明けとともに眼が覚める。
道路わきの崖一面に下野草がきれいだ。
朝は光の反射が少ないので特に色が鮮明だ。
                

下野草はあまり食べる人は少ないが、春一番に湿った崖に芽吹く 「ハンガン」 という山菜だ。

早朝は温度が低いので防除には最適、
けっこういろんなのがいます。
割ってみると髄虫(こうもり蛾の幼虫)
ほっておくと根まで降りていって巨大な虫になる。
こいつもひらひらとかわいいが産み落とした卵は青虫になり蕾をがりがり食う悪いやつだ。


春一番に植えたソルボンヌがすごく出来がいい。
節間がそろっていて草丈、輪数ともにちょうど良い。

カサブランカも良く伸びている。ちょっと色が良すぎるかも?
梅雨入りすると今度は硬さを意識した遮光管理が必要となる。


耕さずに植えるやり方は春先にはとても良いようだ。
畑の上下の空気と水の通り道を壊さない、土壌の呼吸と水分補給の作用を邪魔しない、いわば生きた畑のまま球根を植えるやり方。
土の柔らかさえ確保できれば盆きり位まではいけるやり方かもしれない。

朝仕事から帰ると、ここ数日大変お世話になったシルバー人材センターの事務長さんからの誘い。
いつものメンバーをお供に、誘いに乗りました。
さわやかな高原の天気で最高でした。

コメント (4)
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