ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

ラ、チューリップ

2009年06月12日 | 観察
もう十数年前のことだが、芍薬の切花畑に一株混種があった。
花も葉もフェスティバマキシマにそっくりなのだがやたら本数が沢山立っていた。
マキシマはあまり本数が多くない品種だ。
花持ちもそこそこ良いので増やし続け、おととし切花用に粗く植えた。

かぐや姫、白雪姫の育種家滝沢達雄さんにそのことを言うと 「1週間咲いてない品種はやめたほうがいい」と言われたので開花試験をしてみた。

5月24日。
Aはガクが2枚はがれて蕾の柔らかくなったもの。ラテンの切り前はこのくらいだろう。
Bはガクが1枚はがれたもの。マキシマやリチャードの切り前はこのくらいが目安。
Cはまだ硬いが花びらが見えるもの。

新聞紙に包んで2日間置いて輸送状態と同じにした。
26日の夕方に水切りをして27日朝に撮影した。
A、Bは蕾が柔らかい。

31日。
Bが順調に開花、Aも追いついてくる。

5月2日、Cもゆるんできたがいまひとつ順調に開花しない。

そのうちに捨てられてしまって最後までは見れなかったが、ついにCは完全には開花しなかった。

ABともに5日くらいは咲いていたと思うし、しっかり開花して花形も良かったものはBだった。
切り前的期の物が一番順調に開花して花も大きいと言う当たり前のことが良くわかった。

花も開花特性もどう見てもマキシマのようだ。
株立ちの良い改良型マキシマ、今風に言えばセレクトってことにしよう。

ラテンドールより早生なので除雪の可能ながけの上に植えたことは正解だ。
来年からはマキシマ、ラテンと白系のリレー出荷ができる。

ちなみにフェスティバマキシマは蒲原方面では ラ.チューリップ と呼ばれている。
するとラテンドールも ラ.テンドール かもしれない。
フランス名?
コメント (5)
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