ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

90??、、、苦渋、、、、

2012年02月07日 | ぼやき

 連日豪雪のニュースが報道されてますが、ここで3日暖気します。

豪雪の本場魚沼は、去年に比べれば、、、、ちょうど良いくらいの雪の量だ。

災害救助法が適用になったので市が行う除雪費用は県と国が持ってくれることになった。

要介護世帯の除雪は市の仕事なので集落長の働き掛けで隣の家も排雪された。めでたしめでたし。 

しかし、、、、雪国のイメージを悪くするのは、、、簡単なんだねぇ。

 ニュースで報じられる山間集落に暮らす老人たち、、、限界集落、、、陸の孤島、、、道路は生命線。

社会構造がこうなってしまったのは社会の問題。  しっかり保護しないのは行政の問題。  みたいな報道が多くて、でもどうしようもなくて、、、、

本当はそれ以前に家庭の問題があると思う野田。   家庭の問題には立ち入らないのが社会の原則なので、だれも立ち入らない。

農業の衰退、、、産業の衰退、、、仕事がない、、、、都市部で暮らす。

勿論、誰もが親を一人で置いておこうなどとは思わないはず。苦渋の決断であったかもしれない。

でも老人は住み慣れた村からは出ていかない。

なぜ?  なぜならば、、、冬、陸の孤島が陸の孤島でなくなってからまだそれほど年月が経っていないからだ。

老人にしてみれば、ついこの間まで冬は閉ざされるのが当たり前だった。

実際自分も中学まではカンジキで踏んだだけの道を3㎞、しかも標高差100mもある山坂をを毎日歩いて学校に通った。

高校は駅前のスベルベさんの家に下宿した。

冬でも車が行き来するようになったのは成人してからだ。

老人たちは山暮らしにプライドを持っている。昔はちゃんとやれていた、どうってことないことなのだ。

隣の婆ちゃんも去年の冬は隣町に嫁いだ娘さんの家に行った。でも今年は行かない。

仕方ないので埼玉から息子が毎週帰ってきて雪下ろしをしている。でもこれが本来の姿だ。

親を置いていくなら雪掘りに来い。

社会の問題以前に家庭の問題。

でも本当は社会の問題なのかもしれない。

ドイツでは人口が100万人以上にならないように政治も産業も分散して地方格差が発生しないような政策だそうだ。

すると、政治のせいか?、、、ならば、、、、政治家を選んできた国民のせいじゃないか?、、、ごめんなさい。

やり玉に挙がっている防衛大臣も、、、、そういえば選挙区だよなぁ、、、、ごめんなさい。

 

それはそうと、ウルイが2ベッド一緒に盛りで、、、、高値なのでうれしい悲鳴です。

 おっ、、1本で90gのビックサイズ。  ちなみに標準のLサイズは20~30g。  つまり規格外だ。 ざんねん。

 

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コメント (4)
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