天気は晴れ、ウルイは端境期。
このスノーシェットは長野県栄村。117号を走りながらいつも憧れていた道路。
去年3月12日の長野県北部地震のほぼ震源地だ。
初めて通る道、地震の爪痕が随所にみられる。
立派な小学校と保育所。すぐ脇のガケが崩れて使えない状態のようだ。
沢沿いの道を通っているとわからないがグーグルマップを見れば両方の山の上には広い農地が広がっていてきっと住んでみればいいところなんだろうなぁと、、、でも冬は厳しそうだ。
沢には結構いそうだけどなあ。 あ~~サオ持ってきたい。
標高が高いせいか魚沼とは植生が違ってたまらない景色が広がる。
なぜか杉並木。パワーを感じる巨木。
訪ねてきたのは、学問の神様 北野天満宮。なぜか県境の沢奥に鎮座している。
994年開基とあるので、もう1000年以上も前からだ。
奇数月は長い、偶数月は短い。さっつぁになるほど1月は長かったが、まばたきをしているうちにもう2月が終わる。
3月になるとヒカラビ君は誕生日、卒業式、入試と怒涛のスケジュールの3日間がやってくる。
ずっと父と同じ農業高校に行くと言っていたのだが土壇場で鞍替えして、ちょっと進学志向の高校を受けることになった。 で、神頼みに来たのだ。
近くには社務所も売店もないので北野天満温泉まで戻って絵馬を買ってきて奉納。
売店がないせいか落書きだらけなのは気になるところ。はたして落書きで御利益は???
参道は雪で閉鎖されていたけど脇から参拝したげの足跡もいくつか。この時期、同じ思いの人もいるようだ。
今度来たときは長野側の山の上も散策してみたい。
どんな農地が広がっているのか?どんな営みがあるのか?
帰りに有名な 津南ポークの直営レストランで メガ豚定食を。
若者でもなければとても食いきれるボリュームではないが、この厚さのトンカツが中までサクサクと柔らかい。
ここは観光物産館、農産物直売所、クアハウスが同じ敷地内にある。
やっぱり合併しない町ならではの小回りの良さと地域エゴの無さ。
お参りして、学んで、見習わなけりゃいけないっすねぇ。