ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

Pingから鳥男 物語

2014年11月22日 | 発信

 12年間使い続けたアイアンを変える日が来た。

理由は、、、、飛ばなくなったから、、、、その原因は、、、歳のせいだ。

いままでのアイアン、考えに考えぬき、懲りに凝って、パーツをそろえて自分で組み立てて作った正真正銘のオリジナルアイアンだ。

アイアンは顔で選ぶ、これが基本だが、こだわったのは小ぶりのヘット、軟鉄鋳造、ストレートネックだ。

シャフトは高い弾道をイメージして先調子、少し重めのカーボングラファイト。

4IはC6、番手ごとに徐々に重くしてウエッジはD2.5のバランス、つまり長いものは軽く振れて、短くなるにつれてヘッドの重さで降るようなバランス。

市販品ではまずありえ無いバランスで組上げてある。クラフトクラブの面白さはこういうことができる所にある。

 

ゴルフを始めたのはもうずいぶん昔だがホームセンターで安いセットを買って始めた。

初めて出たコースでパーを1個取っている。スコアは62-67の129だ。

マスターズ出場はすぐそこのように思えた。でもその後はまるでうまくならなかった。

冬になって当時の独身貴族は姉を頼ってアメリカに渡った。

コースに送り付けられては外人に交じって(こちらが外人だが)一人ゴルフの練習をした。

アメリカの住宅地にはパブリックのゴルフ場が多い。というかゴルフコースを中心にして住宅街を造成する。

ゴルフ場が公園みたいな雰囲気なのだ。

ゴルフは特別なものではなくて日本の高齢者たちが温泉センターに行くような雰囲気でゴルフ場に集う。

サラリーマンたちも出勤前にハーフをプレイしたり午後からはトワイライトと言って夕刻までのプレイア安価で楽しめる。

ゴルフは散歩のような感覚なのだ。夕方には高校のゴルフ部みたいな子がたくさん来ては賑やかにゴルフする。

アメリカではコースのプロショップがとても充実していてアドバイザーやクラブプロみたいな人がいて、レッスンやアドバイスをしている。

ある日、コースのプロショップにたくさんのPingのアイアンがあることに気が付いた。

当時Pingの看板選手はジェフマガート、2位が多い選手だった。でも好きな選手だった。

時間つぶしにアイアンを眺めているとアドバイザーらしき人が声をかけてきた。もちろん英語はわからない。

でも、むらむらと欲しくなった。

Pingのアイアンはフィッティング、直立して手の高さを測る、構えての手の位置を測る、手の大きさでグリップを決める。

そうして選んでもらったのがオレンジマークのPing eye2 今でも名器のアイアンとして有名なクラブだ。

10本セットで1000ドルくらいだったと思う。

そのアイアンですぐにコースに出た。

ティーショットは全部2I。アイアンだけでプレイしてなんといきなり49で回れた。

マスターズ出場はすぐそこのように思えた。

そうして手に入れたPingのアイアンは8年ほど使った。

でも、ハンデが縮むにしたがってグースネックが何となく気になりだした。

時はカーボンシャフト全盛期に入っていた。

流行に沿うようにダンロップツアーキャビティーを買った。

でもなんとなく軟でボールは左に飛ぶことが多かった。

中古クラブだったがテーラーメイドV721フォージドアイアンに変えた。

フォージド、、、辞書で引くと、「鍛冶屋が叩いた」、とでてくる。

軟鉄鋳造のことだ。

芯でとらえた時には当たりが解らないほどの柔らかな打感。軟鉄の虜になった。

当時月例や公式競技に挑戦していたころでスパルタンなアイアンは戦闘的で気に入っていた。

でも40代半ば、いきなりボールが上がらなくなった、、、、四十肩、、、

やむなくマスターズ出場はあきらめてクラブ作りを趣味とするようになった。

そこで考えに考え抜いて自分専門のオリジナルアイアンを作って12年。楽しい12年間だった。

そして、そしてこの度、14年ぶりにPingに戻った。G25,柔らかくて軽いシャフトのモデル。

そんな風にゴルフにはこだわりを持ってます。

ボールとグローブはタイトリスト。

用品はスポーツブランドではなくてアパレルブランドのみ。

ちなみにバッグとウエア―はルコック、他にマンシングも着ます。

理由は酉年生まれだから。  以上  Pingから鳥男物語  でした。

 

昨日、下田城ゴルフクラブ。

町には雲海が、

絶対晴れ男なのでこの雨続きの秋でも晴らして見せた。

第40回花き組合ゴルフコンペ。何を隠そう第1回優勝者は創設者でもある私です。

この日のためにわざわざやってきてくださった市場の人、農薬肥料、資材、段ボールメーカーさん、、、

ありがたい限りです。

新しいアイアンはなかなか当たらない、、しかも池を挟んでの難コース。

きれいなコースだな、、、、くそ!  なんで池を気にするか?、、、で左にOB、、、うわっ!

とはいえ徐々に当たってきてスコアはともかくニアピンを3個もとれたのでアイアンは今の腕には合っていたのだと思う。

昔のPingよりグースも弱いし打感もやわらかい。年月は進化を伴っていましたね。

パーティーはメーカーさんのセールススピーチも交えて大盛り上がりだった。

ゴルフ会会長の健ちゃんが優勝ってところもいい落ちでした。

 

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