ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

いい子と逢った日、花を買う

2007年06月19日 | 発信
講演を聴きました。
花を取り巻く文化が薄れていく中、趣味や生き方が多様化していく中、将来の花産業の顧客をいかに増やし維持していくか。
花を買うきっかけを提案していくこと。
花育のこと。
とても感じさせられました。
日本花普及センターhttp://www.jfpc.or.jp/


コピーがすごくいい

字を変えても使えます。
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下野草(しもつけそう)

2007年06月16日 | 観察


歳のせいか夜明けとともに眼が覚める。
道路わきの崖一面に下野草がきれいだ。
朝は光の反射が少ないので特に色が鮮明だ。
                

下野草はあまり食べる人は少ないが、春一番に湿った崖に芽吹く 「ハンガン」 という山菜だ。

早朝は温度が低いので防除には最適、
けっこういろんなのがいます。
割ってみると髄虫(こうもり蛾の幼虫)
ほっておくと根まで降りていって巨大な虫になる。
こいつもひらひらとかわいいが産み落とした卵は青虫になり蕾をがりがり食う悪いやつだ。


春一番に植えたソルボンヌがすごく出来がいい。
節間がそろっていて草丈、輪数ともにちょうど良い。

カサブランカも良く伸びている。ちょっと色が良すぎるかも?
梅雨入りすると今度は硬さを意識した遮光管理が必要となる。


耕さずに植えるやり方は春先にはとても良いようだ。
畑の上下の空気と水の通り道を壊さない、土壌の呼吸と水分補給の作用を邪魔しない、いわば生きた畑のまま球根を植えるやり方。
土の柔らかさえ確保できれば盆きり位まではいけるやり方かもしれない。

朝仕事から帰ると、ここ数日大変お世話になったシルバー人材センターの事務長さんからの誘い。
いつものメンバーをお供に、誘いに乗りました。
さわやかな高原の天気で最高でした。

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チカちゃんとアイちゃん

2007年06月14日 | 発信
今日建てたハウス4棟は、畑では最後の作型。
11月初めに採花するノバセンブラが植えられます。
9月末にはビニールで保温され、10月初めには温風暖房機が入ります。

去年の木枯らし1号でひどい目にあったので。
                 
19mm径のパイプをやめて22mm径のパイプを新調した。

雨よけに使うハウスはもっと大型のハウスなのだが暖房効率を考えてやや小さめ。
エアボリュームと暖房効果の折衷サイズというところか。
これにてビニールで被服するハウスは全部22mmで統一された。

だから儲からないと言う人もいるがパイプは1年で腐るわけではない。
やろうと思うことにとりあえず向かってみること、可能な限り努力してみること。
今やることの質と精度を高めること。
その結果として、期待した品質の見返りがあって、最終的には利益として還ってくる。

そう信じているわけだ。


チカちゃんとアイちゃん
二人とも25歳。


チカちゃんは二人の子供が保育園に行くようになったので今年から来てくれた。
働けるようになったことが楽しくてしょうがないようだ。

アイちゃんは独身。造る仕事、育てる仕事がしたくて春秋は稲作農家で働くとのこと。秋に抜けられるのは痛いがどうしても稲刈りがしたいという。

タイプの違う二人だが、我家に来て偶然再会した同級生なのだ。
よくあるような無いような偶然だ。

二人とも夢があって、目標があって。ひたむきに向かってくる。
球根から花の出荷。育てて出荷することからいろいろ感じ取ってくれるだろう。
若い二人と働くことは父にとってもとても有意義だ。
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梅花ウツギ

2007年06月13日 | 観察
うちのは八重(二重)なんです。
               

いつまでも見飽きない、ほんのりした白です。

引越しかたづけでドタバタしているうちに辺りは梅雨時の花が盛りになってました。

ぜんぜん仕事が回ってません。
昨日からシルバーさんの応援で、藁かけ、草取りで大忙し。
我々は切花が始まる前に何とか作業場のセッティングで必死ですが、
明日から天気が下りそうなので今日はキルパーをしました。

トレザーが鬼のように追っかけてきそうだ。
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ビルドアンドクラッシュ

2007年06月11日 | ぼやき
作業所の改造。そのための引越し。
倉庫分を増設。そして引越し。
旧倉庫を解体。そのための引越し。
跡地を舗装。下屋を建てる。

もう少しだが、完成まで手順が多い。
畑のハウス約90棟分だが、厚手薄手をあわせると、寒冷紗は百数十枚に及ぶ。
まだ畑には30枚ほどしかかかっていない。
棚を作ってもらい分別しながら格納するが、たちまち倉庫の二階はいっぱいになる。

解体が始まった。
           

我家がここへ移築してから30年ほど。
その前は雪中分校だった建物に我家の古材を合体させて倉庫にした。
約90年前の材木が定年を迎えた。

爺の尋常小学校の卒業証書ほか、懐かしいものも出てきた。

今夜奥方に着せてみようか。
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伝わったこと

2007年06月10日 | 発信
金井さん   ユリを作るのは大変なことだと思いました。
球根を-1℃から10℃の場所に移動したり、芽がぶつからないように向きを変えたりと大変な作業だとわかった。
ユリは大きくて、赤白黄色などたくさんの色があっていい花だと思った。ユリを造る人は自分で作る花を見ることができなくてかわいそうだと思った。

椛沢さん   ユリが農家で作られる貴重な写真が見れて良かったです。
花が咲く前に市場でせりにかけられることに驚いた。
市場で買われたユリが花屋で2倍や3倍で売られることは面白い。
ユリ生産はとても面白そうだと思いました。

山田さん   初めに、堀之内はユリの生産が全国で2位という話に驚きました。
夏という短い期間にたくさんのユリを育てていることはすごい。
農業に資格は要らないがいろんな勉強をしなくてはならないので大変だと思った。
ユリの写真を見て「きれいだな」と思った。

金井さん   ユリ生産について、ぜんぜん知らなかったけど丁寧に説明してくださって、この職業について知ることができてよかったです。
ずっと疑問だった「セリ」の仕組みも知ることができた。
たくさんの種類があることもわかった。

酒井さん   ユリの写真を見てとてもきれいだと思った。
5年生のときから稲作農家のなろうと思っていましたが、ユリ農家もいいなと思いました。考えて決めたいと思います。

永瀬さん   ユリの王様「カサブランカ」はセリでは結構安いのでびっくりしました。ユリを作るのにすごい時間と苦労があることを知りました。

星さん    話を聴いて、「花のすばらしさ」を伝えたいんだなぁと思った。
生産量が全国2位。「雪があるのにすごいなぁ」と思った。
それは業者の人が一生懸命がんばっているからなんだとわかった。
話の中で働くことの意味や大切さなど、勉強になった。
働くことは大切なんだと思った。

佐藤さん   ユリは見たことがあるだけで詳しくは知らなかった。
ユリのことだけでなく「働くこと」の意味について教えていただきました。
○○さんの生き方はとてもかっこいいと思った。




こんなことしゃべったっけ?
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圃場巡回 みちぐさ編

2007年06月10日 | 観察







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圃場巡回

2007年06月09日 | 発信
透かしユリ、LAユリの圃場巡回。
共選部会員が総出で、十数組の班に分かれて、ゆりの生育状況、管理状況、そして出荷量の把握のために全圃場を検査巡回する。
市場の関係者も交えて年に数回行われる。

父の班は広瀬地区。
ゴルフ場から良く見える平らだ。
         
今年はみょうにこちら方面に縁がある。
何かのんびり気分、ピクニックに来たい景色だ。


Aデジール とても畝が長い               モナがもうすぐ始まりそう


透かしLAはまずまずの出来だがカサブランカなどのオリエンタルは黄色に色抜けしているものが多い。
もともとこの平らは土壌PHが高いらしい。

JA合併後、この地域の准組合員が正組合員になった。
後継者の出来た農家、もともとかなりの量を生産していた農家。
2軒の農家が共選出荷者に仲間入りした。
彼らは別の班に入り、まったく違う地域の畑を巡回する。

イベントを通じ仲間の輪に入り、学習会に参加しユリの生理、畑の生理、品種ごとの栽培管理など掘り下げた学習の仲間にも入ってくる。

その後、山喜農園の品種展示ハウスに集まっての学習会。

今見ごろのLA     

ちょっと変わったバラエティーも多い。



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マリンバ

2007年06月06日 | 家族
金ヶ沢 金澤山興珊寺
行く年 来る年 でなく 
宮本妥子サロンコンサートに行ってきました。
去年のガラコンサートで見た華奢で儚げな彼女のイメージが忘れられず、
ちょっとファンになってまして、もう一度彼女のマリンバ、
ゆっくり聴きたいと思っていました。

お寺の本堂でのコンサート。
ちょっといい雰囲気です。
司会者の紹介の後、住職の鐘の音が、カーン
あたりは静寂を取り戻し、パーカッションを奏でながら二人の女性が入場し演奏を開始しました。
パーカッション、和尚さんの鐘、そして庭のカエルの声が一緒になって幻想的な演奏でした。
中路友恵さんとの共演で、数曲演奏のあと、動物ツアーガイド付きの楽しい「動物の謝肉祭」
そして飛び入りを交えての演奏。和尚さんも参加しての演奏。
そして三人目になんと、ヒカラビ君がステージに引っ張り出されて共演となりました。
相当面食らったようですが、いい思い出になったようです。
残念ながら撮影禁止でしたが、あとで文化会館の人から記念に写真をいただけるそうです。

「木星」
車にも積んであり、何十回となく聴いたお気に入りの曲。
生のオーケストラで聴いたことはまだ無い。
ヤマハの発表会で5・6台のエレクトーンでフルバージョンを聴いた時は感動した。
娘の担任の先生が加わっている十日町市民吹奏楽団のコンサートでも聴いた。

隅々までフレーズを知っているこの曲をまさか1台のマリンバで。
2人の女性が。
正直のところカルチャーショックでした。

まろやかのマリンバの音。2人の息の合った神業のようなテクニック。

間近で見る彼女は結構たくましい女性でした。

明日からは市内の2つの小学校で演奏するそうです。
演奏家、そして文化会館の取り組みはリピーター獲得の意味からもとても有意義です。
身近で上質の演奏が聴けるサロンコンサーとはシリーズです。
目黒邸や宮柊二記念館でもあります。
文化会館http://www.city.uonuma.niigata.jp/bunka/をクリック。
テレビやラジオでは聞けない音が聴けます。

とても上質な夜でした。



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ラテンドール

2007年06月05日 | 観察
白シャクヤクの代表、ラテンドール
蕾から開きかけは薄ピンクなんです。
                  
赤い紅を差すのはおしゃれのつもりです。
開くと若干クリームがかったオホホワイト。
このオホが人気の秘密で、寒そうな純白でない温みのある白なんです。

「ラ」 が頭に付くからフランス語?
そう言えば早生の白 フェスティバマキシマも蒲原方面では ラ・チューリップと呼びます。
ラテン・ドールか?  ラ・テンドールか?
どっちでもいいですね。
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