ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

ヒカラビ君の誕生日に

2008年03月05日 | 家族
真夜中に陣痛が始まって、痛がる奥方を車に乗せて病院へ。
待機の部屋で腹をなでながら陣痛の時間を計った。
1~2分の短い痛みが5分おきくらいに襲ってくる。
約1時間、16回の痛みを見送った。
17回目に強い陣痛が来て分娩室へ。

助産婦さんが妊婦を安心させるようにとラジオをつけっぱなしにしていた。
名前を二つ用意して悩んでいたが、生まれたときに決めようと思っていた。

その時、とても とても とても 好きな この歌が流れていた。

出産の間中、手を握って肩をなでた。
いっしょに息を止めていっしょに汗をかいた。
少しずつ見えてくるわが子と母親に「がんばれ」とエールを送る。

産声を上げたときは思わず体中から力が抜け、涙が出た。
生まれてくれてありがとう。生んでくれてありがとう。
これが生きている証と感動したものでした。

医師による後処理の間中、頭の中でさっきラジオから聞こえた歌を反芻していた。

産室に響いたこの歌から名前を決めました。  これ ほんとの話。
今でもこの長い曲を聴くとあの日がよみがえります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界ラン展

2008年03月04日 | 観察
日曜日、我家の女たちは東京ドームへ。
魚沼市内から格安日帰りバスツアーが出ていた。
朝出発、浅草で観光、そして世界ラン展。
お姉ちゃんは卒業旅行気分だったようです。

見事に200枚以上の写真を撮ってきたのですが、それぞれ視点が違って面白い。
まずは娘撮影

続いて奥方撮影


今年は装飾系が多かったのかも。

 次は中学生の作品だそうです。
駅がかわいい。
そして日本大賞
           
2005年に高知の研修の帰りに見ましたが、圧倒的なスケールでした。
一見の価値ありです。

ご存知、假屋崎作品。

入り口正面に陣取っていたそうです。
ちなみに2005年の假屋崎作品。
                 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いただき物

2008年03月03日 | Weblog
桃の節句の頃になると毎年関東の花農家から桃の花が届く。
今年は桃のほかに黄梅、桜、アルストロメリア、菜の花まで届いた。
こちらの節句は4月なので持たせなきゃね。

雪の降らない地方には、ハウスの花と、花木、夏菊などの複合品目を出荷する花農家が多い。
秋と春にユリを作って、真冬には栽培期間の短いフリージアなどを作る。
夏は季節を追った菊や草花を出荷して、春には桃や桜、柳などの花木類を出荷する。
たいてい夫婦二人の経営だが、それで子供三人大学まで出したなんて話を聞くと、考えちゃいます。
温暖てのは花農家にとってはすごい好条件だなとつくづく思うのです。

ただ、たいてい子供はサラリーマンになります。

よくウルイの根元をいただきます。
出荷のために根元を切りそろえるのでどうしても無駄が出るのですが、ここが一番うまいのです。
ウルイのよさはショキショキとした「歯応え」。
この部分も商品化したらと思うのですが。
でも、いただけるのでご馳走様です。

株菜(野沢菜)漬けも株に近い根元の部分にうまみが凝縮していてうまいし、ほうれん草も根元が甘い。

ウルイをいただく農家は「山うど」も作っています。
きびしい冬もがんばっています。

条件のいいところでは後継者が育たなくて、きびしいところでは若者もがんばっている。
日本の農業って?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする