オダックスランドヌール中部の今年度のコース地図が掲載されていたので、勾配と獲得標高が知りたく、早速コース図を道の曲がりから推測して引いてみた。
200kmの方は、獲得標高が2000mとでた。折り返しまでは全体に登り基調で細かな波がある。大ボスは折り返し地点の前ぐらいだが、中ボスが一か所、どんと登る峠が一か所。帰りは下り基調なんだけど、小ボスより手ごわい、中ボス未満のでんとしたのぼりが5・6ケ所ある。
コース図と照らすと、こちらはギリ何とかなるかもしれない。でもギリすぎる。帰りの方が疲れてるところに、登りが入るもんだから、身体的にたぶんキツイ。自分の経験で照らすほど読めない。多分休憩削って、遅い速度でたっぷり時間を掛けるというような作戦になる。要するにリミットの13.5時間内にゴールするつもりでも、明るいうちにゴールするとかはまず無理だ。頑張って無理でしたというようなオーバータイムありえそう。
折り返しポイントは下呂の裏辺りで、ちょうど夏の旅行では大雨で走れなかったが、その時のコースを引いたのが一部かぶっている。出場する気はそもそも全くなかったが、ちょっとあそこまで行って、帰りはリタイヤして、下呂で一泊して、翌日電車で帰るのも楽しそうだと、まじめに思った。参加するなら土曜日の方だな。ホテルはあらかじめ予約しといてもいいな。夕方までにチェックインして、一泊して、翌日に下呂から帰る。多治見まで電車で、そこから車を取りに自走。瀬戸品野まで走る。輪行かばんとホテル用の着替えが必須だな。
完走する気がマルでない。
300kmのも引いてみた.
瀬戸品野から東に雨沢登って、高原を上がり下がりしながら、矢作ダム方面に。そこからさらに平谷方面の山岳地方を越えてさらにその向こうにある、谷筋の秋葉街道へ。そこから飯田方面にむかうよう、海馬街道をのある谷をさかのぼり、山を越えて飯田に。
私の様なのぼりペースが遅いと、飯田に着いた頃はたぶん9時から夜中ぐらいになる。他の参加者はもうすでにかなただろう。そこまでの坂道で足が売り切れて、飯田付近で屍さらしてる気がする。そこから飯田の背後にある大平宿/妻籠宿/馬籠宿の中山道と木曾街道が通る山の中を登り下る走るということが夜中から早朝ぐらいになるだろう。時間的にはすでにタイムオーバー。
ドライブしたことあるからなんとなくわかるけど、飯田までが私の限界だろう。飯田まで何とかたどり着けるだけでも私には快挙だろう。自分をよく知るというのはこういう予想がはっきり出来る。そこから頑張れたとしても、飯田の背後に向かう、あの連チャン宿場町通過はない。大平街道から飯田へと下りを車で行ったことがあるが、飯田まで来て、あの逆に登るとなると気持ちが折れる。足が達者な人でも結構バキバキに気持ちが折れるかもしれない。暗ければなおさら。
時間からホテル予約は無理だろう。クソ寒い春の飯田で始発まで待って、始発で帰るしか出来ないだろう。保温フィルムと、寒さ対策の着替えの服と、輪行バックは必須だな。
エスケープポイントが3か所ある。飯田線で輪行エスケープできるのは、平岡駅付近と飯田駅付近と中津川駅付近。300kmの1/4ごとに駅がある。最初の飯田線と交差する平岡駅で、リタイヤを考えてる自分が居そうだ。エスケープの事まで考慮されてる非常に良いコース取りだと思う。
獲得標高は5000mだった。獲得標高にもおののいたが、遠山郷なんて中央構造線上で、こっちからでは遠過ぎる。あそこは距離的にまずいかないところなので、気持ちの中ではまず秘境。
こっちの参加はまずできないな。