これまでも「ウクライナとロシアの攻防の現場に北朝鮮兵が派遣されている」話はゼレンスキー大統領の談話で明らかでしたが、いまいち物証に掛ける話が先でした。
その後も「病院内を歩く北朝鮮兵」とか映像は有るものの。認識票とかIDの話が出た後、先月27日にはここをクリック⇒「捕虜の写真」が公開され真実に近くなりました。 そして11日(現地時間)ゼレンスキー大統領が「ウクライナ軍がロシア南西部のクルスク地域で北朝鮮兵2人を捕虜にしたとし、彼らの顔を公開した」と東亜日報が報じました。
【ロシアを支援するために派遣された北朝鮮兵をウクライナ軍が捕虜にし、身元と供述を詳細に公開したのは初めてだ。韓国国家情報院も12日、「ウクライナ情報当局とのリアルタイムの連携を通じて、ウクライナ軍が9日、ロシアのクルスク戦場で北朝鮮兵2人を捕虜にしたことを確認した」とし、「この北朝鮮兵は負傷した状態で捕らえられた。現在、生命には支障がない状態」と明らかにした】と東亜日報の続きです。
『一人は2005年生まれ、もう1人は1999年生まれ』と記事の後段に書かれています。どちらも若いですね。
家族が「北の政府に監視されているでしょうから、生きても地獄、帰れば死刑」でしょうかね? ここまで「捕虜の話が具体的になるとクルスク州で300人程の北朝鮮兵の死傷」も有りうるのかもしれないと思い様になりました。
もう少し「クルスク州の戦いを見守らないといけない」かもしれません。
写真:ウクライナで捕虜となった北朝鮮兵「戦争ではなく訓練だと思った」
東亜日報:
ウクライナのゼレンスキー大統領が11日(現地時間)、ウクライナ軍がロシア南西部のクルスク地域で北朝鮮兵2人を捕虜にしたとし、彼らの顔を公開した。ロシアを支援するために派遣された北朝鮮兵をウクライナ軍が捕虜にし、身元と供述を詳細に公開したのは初めてだ。韓国国家情報院も12日、「ウクライナ情報当局とのリアルタイムの連携を通じて、ウクライナ軍が9日、ロシアのクルスク戦場で北朝鮮兵2人を捕虜にしたことを確認した」とし、「この北朝鮮兵は負傷した状態で捕らえられた。現在、生命には支障がない状態」と明らかにした。
ゼレンスキー氏は11日、自身のテレグラムを通じて、「捕虜となった北朝鮮兵2人は負傷した状態でウクライナの首都キーウに移送され、ウクライナ保安局(SBU)の尋問を受けている」と明らかにした。そして、北朝鮮兵を捕らえることは「容易ではない作業だった」とし、「ロシア軍と北朝鮮軍は通常、負傷した仲間を処刑して証拠を消す方法で北朝鮮兵の参戦事実を隠蔽しようとするからだ」と主張した。そして「SBUに北朝鮮兵捕虜に対するメディアのアクセスを保障するよう指示した」とし、「世界はこの状況(北朝鮮派兵)を知るべきだ」と付け加えた。
ゼレンスキー氏がテレグラムに投稿した写真によると、北朝鮮兵捕虜2人は現在、収容施設で治療を受けている。一人の兵士は両手に包帯を巻いてベッドに横たわり、もう一人の兵士は負傷したあごに包帯をし、軍服を着て座っている。
ウクライナのメディア「RBCウクライナ」によると、北朝鮮兵2人は9日、ウクライナの特殊作戦軍84戦術グループと空挺部隊によって捕らえられた。手を負傷した兵士は2005年生まれで、21年からライフル兵で北朝鮮軍に入隊した。この兵士はロシア人兵士の身分証明書を所持しており、ロシアのシベリア南部トゥヴァ共和国出身と書かれていた。RBCウクライナは、この兵士が調査で「ウクライナとの戦争ではなく、訓練のためと言われたと強調した」と伝えた。あごを負傷した兵士は話すことはできないが書面で、1999年生まれで2016年から北朝鮮軍で狙撃兵として服務したと明らかにした。
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