王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

防衛施設庁 解体?

2006-02-02 08:29:23 | 官僚と構造改革
施設庁解体を明言 額賀防衛庁長官 (産経新聞) - goo ニュース
今国会中の野党による政府攻撃の為の第4点目に指定された防衛施設庁の官製談合であるが額賀防衛庁長官が施設庁を解体すると明言した 加えて天下り先の財団法人の取り潰しも視野にあるそうだ
もしそうなれば構造改革の目に見える結果が出る

額賀防衛庁長官は8年前小渕内閣の防衛庁長官であったとき防衛庁の石油調達に関する役人の背任・汚職事件で問責決議を出され就任4ヶ月で詰腹を切らされた その事が脳裏にあるから今回の事では怒り心頭であろう

担当大臣が怒れば庁規模の廃止(防衛庁への吸収合併であろうが)が実現すれば立派なもの 加えて天下り先の受け皿そのものである半官半民の財団法人を取り潰し出来れば他の省庁の受け皿にも手を入れる先駆けとなる

しかし ♪そうだったらいいのになー そうでだったらいいのになー♪と子供の歌の歌詞を思い出す
前回は額賀氏は就任4ヶ月、今回は9月までもって1年事務次官以下局長級は頭を下げ嵐の過ぎ行くのを待てば良いのであるから 面従腹背 ハイハイと二つ返事をしておいて何もやらないか 或いはやった振りをして抜け道だらけの変更(改革でない)をやる 有名大学卒の入省順による序列はこ揺るぎもしない ここは民主党が主張していたように局長以上は内閣の意向に従うか否か意思確認をしなければ
或いは将来的には米国の様に政権交代と同時に高級官僚の交代も行われないと腐敗は防止が難しくはないか 施設庁の役人は進駐軍の物資調達を請負い敗戦で仕事の無い、売り先の無い日本人に注文をしてやるとの特権的構造で育ってきているから懲りないのだよ 支払いの元が税金である事もすっかり忘れて! 

冷やかしてばかりではいけない 額賀氏の腕前を見守りたい 又野党は何を政府に要求するのであろうか 野党の力量も見極めたい 
 

コメント (2)
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