王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

人口8千万人台?

2006-02-04 07:22:27 | 少子化問題
50年には人口8千万人台 民間推計、国の予測下回る (共同通信) - goo ニュース
新聞の見出しは大げさであるがようやく民間も人口の減少を検証する様になってきた もともとは2002年1月厚生省の国立社会保障・人口問題研究所が将来推計人口を公表した
2050年には日本の人口は1億0059万人 2006年1億2千774万人をピークに減少すると それが昨年ピークに達したようだ (中位)予測より1年早くピークが来た
民間の予測は出生率を国の(低位)予測より更に低く見積もったのであろう

そもそも少子化の問題とは人口が減ることが問題ではない
人口は地球エネルギーの枯渇に対応して減っているのであるから 世界の人口も2050年の100億人をピークに減少し2100年にはほぼ現在と同じ60数億人ほどになると 日本に遅れること45年でアジアアフリカの最貧国でも人口は増えなくなるのだ
日本だって江戸の終わり明治の初めで3000万人ほど十分自給自足で生活していた では何が問題なのか 戦後7300万人ほどで出直した制度が人口の増えることを当然の前提にしてきた これが機能しなくなる事が問題なのである

徴税制度・年金に代表される社会保障制度(年金医療介護)国の予算・特別会計・赤字国債・地方の過疎(の促進)・老人の増加 緊急に方向を決めて対処しなければつけを子供達にまわすことになる

少子化対策として今子供に手当てを増やしたり保育園を増やしていることは当面の対応であって対策ではない

戦後貿易立国の元に婦人を産業界に狩り出し夫婦二人が稼ぎに出なければ食えないようにしてしまった事に日本の少子化の一つの問題がある それを直すためには婦人を共稼ぎから解放しなければならない 財源はよくよく米国と話し合う必要はあるが8000億ドル〔2005年度末、1ドル¥110で88兆円)もある外貨準備を担保に無利子国債を発行 子持ちの夫婦の住宅ローンをチャラ(免除)してしまえば良い 新婚夫婦も子供の一人くらい作ろうかと思うかもしれない

子育ては朝不安で泣き叫ぶ子を保育所に預け張って痛む乳房を薬で抑えながら勤めをする事ではない 専業主婦がのびのびとした気持ちで子育てに当ること この状態を作る事が政治の仕事である
優先順位を決めれば出来る! 

初めてお立ち寄りの方は少子化問題の2あたりから
コメント (4)
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