中国一等書記官 スパイ疑惑 農相・筒井福大臣追及へ！

スパイ疑惑、農相・筒井副大臣追及へ…自公一致(読売新聞) - goo ニュース

２９日中国一等書記官李春光がスパイ活動した容疑で警視庁公安部が外務省を通じて出頭要請をしましたが既に帰国している事が明らかになりました。
ある国の外交官がスパイ工作員なのは業界の常識でしょう！
ソ連が確りしていて日本共産党や社会党と太いパイプが有った頃(昭和３０年代）には(日本)政府の閣議決定は３０分後にクレムリンの知る所であった。　てなトホホな時代が有りました。
米国は昭和２０年以降フルブライト留学生の受け入れや各省庁や会社要員の米国受入れで育てた人脈で時々刻々政府の意向は掴んでいるでしょうし時には誘導しているかも判りません。

警視庁公安部そして警察庁公安部は何を考えてこの件をわざわざ公表したのでしょう？？
スパイを摘発してスパイは外交特権を利用して国外退去で一件落着ですよ。
すぐに李氏が農水省の対中輸出促進事業に関連し農水省の筒井信繁副大臣と追っかけ鹿野農相の名前が上がりましたが「全く知らない」とか「顔と名前も一致しない」なんて取材に応えている映像を見ました。

何だかウンコにたかるハエみたいな話です。
でもこの話の告発の為、或いは不甲斐無い民主党に気合を入れる為、警視庁公安部が公表したとは思われません。
そんな初心で清純な心の組織では無いからです。
農水情報通は対中輸出に掛かる胡散臭さを指摘する人が居ましたからね。

そこでこの件で諸賢人のブログを検索すると「公安庁の予算つくり」「秘密保全法の成立」を企図としたのでないかと指摘しています。
この辺りの指摘はよく分かります。納得！
さて自公野党は農相、筒井副大臣を国会で追及するそうです。
消費税増税に関する小沢氏との対立、問責２大臣の処遇、大飯原発見切り再稼働発車その上スパイ疑惑関連２大臣と難問山積になります。
さあ野田政権に処理能力があるでしょうか？
よーく首を左右に振って見落としの無い様新聞を読んだりＴＶを見たりしましょうね。


写真：一等書記官　李春光

読売新聞：
中国大使館１等書記官が農林水産省の対中輸出促進事業に関与していた疑惑に関し、自民、公明両党は３０日の幹部間の会合で、鹿野農相と筒井信隆農水副大臣を追及していく方針を確認した。

　公明党の山口代表は３０日の記者会見で、「看過できない問題だ。事実関係や問題点を議論していく」と強調した。自民党は、衆参の農林水産委員会の開催を求めていく構えで、参院に鹿野氏の問責決議案を提出することも視野に入れている。

　自民党は、対中輸出促進事業に、鹿野農相グループに所属する衆院議員の元秘書がかかわったことなどを問題視している。「スパイ疑惑がかかっている１等書記官に対する情報漏えいにも関与したのではないか」（自民党中堅）というわけだ。３月の参院予算委員会でこの事業を「不審だ」として追及した自民党の西田昌司参院議員は３０日、「問題発覚後、何の対応も取らずに放置していた野田首相の責任も重大だ」と記者団に語った。

　一方、民主党内では、疑惑が政権を揺るがす問題に発展することを懸念する声が出ている。同党の城島 光力 ( こうりき ) 国会対策委員長が３０日、国会内で自民党の岸田文雄国対委員長と会談した際、「今後どうするつもりか」と尋ね、野党の出方を探る場面もあった。
（引用終わり）