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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ギリシャ 緊縮見直し案 公務員15万人減 先送り??

2012-06-24 07:39:52 | 海外
ギリシャ緊縮見直し案、公務員15万人減見送り(読売新聞) - goo ニュース

ギリシャでは再選挙が行われ保守系の連立政権が出来ました。元々緊縮財政が「いや」なので再選挙の際、急進左派が躍進した後の連立ですから前政権の緊縮再策に見直し(もっと緩める方向)となったのはやむを得ない事でしょうね。

しかし援助側のドイツやEUB,IMF等の支援が得られるでしょうかね?
スペインの財政も危うい今、追加でギリシャに金を出す国或いは組織は何処でしょう?

ユーロ圏の信用不安は中国の輸出活力を弱め日本も決して無関係とはいきません。
確り見守るしかありませんね。
ギリシャの姿は決して他人事ではありません。日本だってギリシャと紙一重なんですよ。
公務員の削減と彼らの給与ボーナスのカット(これは直接響きませんが)年金のカット、医療費の値上げ加えて預金のペイオフ(例えば3割カット)なんてやられたら声が出ません。
ギリシャ庶民の頑張りを見守りましょう。


読売新聞:
再選挙を経て発足したギリシャのサマラス政権は23日、欧州連合(EU)に提示する財政緊縮策の見直し案を公表した。

 財政緊縮目標達成期限の2年先送りや公務員15万人の削減計画の見送り、付加価値税(VAT)の一部引き下げ、失業者への手当給付期間を1年間から2年間に延長することなどを盛り込んでいる。

 見直し案は、連立政権の新民主主義党(ND)、全ギリシャ社会主義運動(PASOK)、民主左派のそれぞれの主張を反映させたもの。緊縮策反対派の民主左派にも配慮した内容となっており、これまで緊縮策を支持してきたドイツなどが反発しそうだ。

 EU側は25日から、アテネに調査団を派遣し、緊縮策の見直し案について交渉を始める予定だ。
(引用終わり)
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