王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

マイナリ被告釈放へ 高裁直ち上告!

2012-06-08 07:17:17 | 社会
マイナリ元被告釈放へ=東京高検が指揮、再審決定受け―東電女性社員殺害(時事通信) - goo ニュース

昨日7日東電女性社員殺害事件で東京高裁が元被告の「再審開始と刑の執行停止」を決めたそうです。
マイナリ元被告の身柄は釈放され入管難民法違反で有罪が確定しているので入管横浜支局に身柄が移されたそうです。

高裁に執行停止決定に対する異議申し立てをしているが、弁護団によると、認められる可能性は低いそうです。
そこでマスコミは「マイナリ氏」は帰国を希望しているので強制送還手続きがとられると見ており(仮に再審が開始されてもマイナリ氏は出廷しない)彼については一件落着ですかね?!

前日だったかマリナス氏の妻と娘さん2人がネパールから(面会の為?)来日しTVに映像が流れていました。何だか再審開始の決定が見え見えなのかよ?!なんて訝しく思いましたよ。一般論でネパールから密入国者家族三人が来日できるほど金に余裕があると思えないからです。
最大限好意的に考えて日ネパに広い支援団体を持っているのでしょう。

一方夕刻のTVには「当時の警視庁捜査一課長が出て逮捕には今でも自信がある」と映像を流し続いて「当時の高検検事が出て“急いで控訴審の準備をせよ(一審は無罪)”との指示に私は反対した(だから本件の高裁を指揮しなかった)」とどちらを支持しているのかあえて公正を装ったのでしょうか? 微妙なんでしょうね!

DNA鑑定という新手法が導入されマリナス氏以外の人物の存在を否定できなくなりました。一審が無罪判決だったのですから検察側は詰めを焦ったのでしょうか?
よく分かりません。
再審請求が認められ「推定無罪」を無くすような司法制度を目指さないといけませんね。


写真:マイナリ氏の妻

時事通信:
東京電力女性社員殺害事件で、東京高裁がネパール国籍の元飲食店店員ゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告(45)の再審開始と刑の執行停止を決定したことを受け、東京高検は7日、マイナリ元被告の釈放を指揮した。同日中に釈放される見通し。入管難民法違反で有罪が確定しているため、東京入管横浜支局に身柄が移される。

 弁護団によると、マイナリ元被告は帰国を希望しており、今後、同入管が強制退去手続きを取るとみられる。元被告の帰国が実現する見通しとなった。
(引用終わり) 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする