王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

山本太郎 園遊会で 陛下に手紙!!

2013-11-01 08:15:23 | 天皇家
陛下への手紙について、山本太郎氏「原発労働者の劣悪環境知ってほしかった」(産経新聞) - goo ニュース

昨日31日山本太郎参院議員が同日行われた秋の園遊会で「天皇陛下に手紙を手渡し」したそうです。
山本議員の言葉によれば「原発事故の収束労働者の悲惨な現状を知って欲しい」との内容の様です。

秋の園遊会と言えば「天皇皇后両陛下が広く内外の人士を招待し菊か紅葉を楽しみながら親しく歓談する」遊びの場でここに仕事を持ち込むなんて野暮の骨頂です。

もっと厳しく言えば、昭和20年8月先帝昭和天皇は「敗戦の責任を取られ三権の長から象徴君主との場に身を引かれました」
今上陛下は「先帝の遺訓を堅く守り政治の場から身を引いていらっしゃいます」
そのお方に(遊びに)呼ばれたのに自分の仕事の話を書き物にして手渡しするなど失礼千万ですし、議員としての貫目を自ら貶めたものです。
何故なら参議院議員とは国民の為の「立法家」が主務でその他法律が正しく施行されているか監視点検する立場だからです。
彼は「原発事故収集の為、苦労している労働者の立場を広く伝え合わせ改善したければ参院での活動と国会での発言を軸に解決するべき」です。
「天皇陛下を政治的に利用」との厳しい声も出ています。全くその通りでしょう。陛下は手紙をどうされたかと思いましたら、別紙ではおつきの侍従長に手渡されたそうです。
返事をお出しになる事はないでしょう。

あと5年半も任期が有るのですからしっかり職務に精通して成果を上げて欲しいものです。
お願いします。

写真:園遊会での山本議員

産経新聞:
 山本太郎参院議員(無所属)は31日、同日行われた園遊会で天皇陛下に手紙を渡した理由について、「(東京電力福島第1)原発事故の収束にあたる労働者が劣悪な環境で作業している現状を知ってほしかった」と述べた。国会内で記者団に答えた。

 また、「常識的には失礼に当たるかもしれないと思ったが、禁じられているとは聞いていなかった」と主張。その上で「陛下を政治利用したことにはあたらないが、どうレッテルを貼ってもらっても結構だ」と強調した。

 山本氏は7月の参院選で「脱原発」を掲げ東京選挙区から無所属で出馬し、初当選した。
(引用終わり)

コメント (2)
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