30メートル低く進入か=滑走路手前に接地跡―復旧のめど立たず・アシアナ機事故(時事通信) - goo ニュース
14日午後8時過ぎ広島空港に着アシアナ航空機が着陸失敗をした事で27名(22名とも)の負傷者を出した事件で昨日は一日中TVニュース各局がいろいろ専門家を呼び論評していました。
これまでの情報ではアシアナ機は空港に東側から侵入、滑走路の東端から320メートルほど離れた高さ6メートル余の無線アンテナに車輪や機体の一部が触れて着陸しさらにバウンドしたのち滑走路を南に逸れ芝生に車輪を取られ機体は左回りし侵入方向に向いて止まったようです。
通常なら機体は無線アンテナの30メートル上を通過するはずでした。
何で異常な高度低下を起こしたのか? 風、霧による視界不良、計器の誤作動や操縦ミス等目下調査中です。運輸安全委はヴォイスレコーダー、フライトレコーダーを回収しています。機長らから事情を聴取して原因を追究する様です。
これはこれで原因は判るでしょうが、GW迄10日余りです。空港が再開されないと大勢の行楽客が迷惑しますしそれを当てにしている行楽地のお店も期待外れになりそうです。
再開許可が出たら何日で復旧工事が終わりでしょう?
安全かつ事故にタフな空港を見せて欲しいものです。
追記;17日朝広島空港が再開されたTVニュースを見ました。到着したばかりのANA機の後ろに地上据え置きの赤く塗ったレーダーが2基回っていました。多分臨時の措置なのでしょうね。
事故から3日ぶり GWに影響は無いようで何よりでした。
写真:事故を起こしたアシアナ機
時事通信;
アシアナ航空機が広島空港(広島県三原市)に着陸する際、滑走路から逸脱した事故で、同機が着陸直前、通常より約30メートル低く飛び、滑走路手前で接地した可能性があることが15日、運輸安全委員会と国土交通省への取材で分かった。
運輸安全委は機長らから事情を聴取。機体から回収したボイスレコーダーとフライトレコーダーを解析し、当時の状況を調べる。
国交省によると、滑走路東端から約320メートル離れた計器着陸装置(ILS)用無線アンテナが破損。一般的な進入角度で着陸を試みた場合、アンテナより約30メートル上を通過する計算になるという。
運輸安全委の日野和男航空事故調査官によると、無線アンテナと滑走路の間の地面にえぐられたような跡が残っており、機体がバウンドした可能性がある。日野調査官は「広島空港の特性から、下降気流が起きたかもしれない」と話した。
国交省などによると、管制官は事故発生5分前の14日午後8時ごろ、空港から約18キロに近づいた同機の着陸を許可。その後も風向きや風速に関して交信をしたが、異常を知らせるようなやりとりはなかった。
無線アンテナは、幅40メートルに立てられた24本のほぼすべてが破損。滑走路上には幅2センチほどの傷が約1キロにわたって付いており、滑走路上の灯火なども破損していた。
運輸安全委の現場調査が終わり次第、機体の撤去や補修作業に着手するが、空港再開のめどは立っていない。国交省幹部は「アンテナの復旧には時間がかかる。ILSを使わない形で復旧することになる」と話した。
(引用終わり)
14日午後8時過ぎ広島空港に着アシアナ航空機が着陸失敗をした事で27名(22名とも)の負傷者を出した事件で昨日は一日中TVニュース各局がいろいろ専門家を呼び論評していました。
これまでの情報ではアシアナ機は空港に東側から侵入、滑走路の東端から320メートルほど離れた高さ6メートル余の無線アンテナに車輪や機体の一部が触れて着陸しさらにバウンドしたのち滑走路を南に逸れ芝生に車輪を取られ機体は左回りし侵入方向に向いて止まったようです。
通常なら機体は無線アンテナの30メートル上を通過するはずでした。
何で異常な高度低下を起こしたのか? 風、霧による視界不良、計器の誤作動や操縦ミス等目下調査中です。運輸安全委はヴォイスレコーダー、フライトレコーダーを回収しています。機長らから事情を聴取して原因を追究する様です。
これはこれで原因は判るでしょうが、GW迄10日余りです。空港が再開されないと大勢の行楽客が迷惑しますしそれを当てにしている行楽地のお店も期待外れになりそうです。
再開許可が出たら何日で復旧工事が終わりでしょう?
安全かつ事故にタフな空港を見せて欲しいものです。
追記;17日朝広島空港が再開されたTVニュースを見ました。到着したばかりのANA機の後ろに地上据え置きの赤く塗ったレーダーが2基回っていました。多分臨時の措置なのでしょうね。
事故から3日ぶり GWに影響は無いようで何よりでした。
写真:事故を起こしたアシアナ機
時事通信;
アシアナ航空機が広島空港(広島県三原市)に着陸する際、滑走路から逸脱した事故で、同機が着陸直前、通常より約30メートル低く飛び、滑走路手前で接地した可能性があることが15日、運輸安全委員会と国土交通省への取材で分かった。
運輸安全委は機長らから事情を聴取。機体から回収したボイスレコーダーとフライトレコーダーを解析し、当時の状況を調べる。
国交省によると、滑走路東端から約320メートル離れた計器着陸装置(ILS)用無線アンテナが破損。一般的な進入角度で着陸を試みた場合、アンテナより約30メートル上を通過する計算になるという。
運輸安全委の日野和男航空事故調査官によると、無線アンテナと滑走路の間の地面にえぐられたような跡が残っており、機体がバウンドした可能性がある。日野調査官は「広島空港の特性から、下降気流が起きたかもしれない」と話した。
国交省などによると、管制官は事故発生5分前の14日午後8時ごろ、空港から約18キロに近づいた同機の着陸を許可。その後も風向きや風速に関して交信をしたが、異常を知らせるようなやりとりはなかった。
無線アンテナは、幅40メートルに立てられた24本のほぼすべてが破損。滑走路上には幅2センチほどの傷が約1キロにわたって付いており、滑走路上の灯火なども破損していた。
運輸安全委の現場調査が終わり次第、機体の撤去や補修作業に着手するが、空港再開のめどは立っていない。国交省幹部は「アンテナの復旧には時間がかかる。ILSを使わない形で復旧することになる」と話した。
(引用終わり)