王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

福島原発事故 三市町村で避難指示解除 !!

2017-04-01 07:32:56 | 福島原発事故
【福島・避難解除】浪江、川俣、飯舘の3町村で避難指示解除 「いつか晴れると信じて」再建の一歩

昨日から今日に掛けて福島原発事故に伴う廃案指示が福島の三市町村に解除命令が出ました。

3地区の行政にかかわる皆さんはこれからも困難な状況に向かい合って活動されるのだと思います。

難しい事は抜きにして「地域で病院や大きなスーパーなどが移転しただけで地域の人の流れに大きな影響が出ます」
放射能が科学的に安全なレベルに抑えられたとしても「築地移転の問題と同様で安全だけど安心だとどれだけの元住民の方が信じるかでしょうね」

大津波が起きて福島第1原発が崩壊して6年になります。
いまだに「福島第1原子炉の中では何が起きているのか? はっきりわかっていません」
帰るも地獄!!帰らないのも地獄!! そこで生活の基盤があった住民の方は決死の決断が必要でしょうね。

こんな状態を起こしながら各地の原発を再起動させる安倍政権の思考と現地の知事、市町村長の考えが良くわかりません。
万一の時は迷惑を蒙るのは原発所在地の住民だとはっきりわかったのですから。
いつか起こるかも知れない事故より目の前の迷惑料などのお金が大切なのでしょうかね??

想定外の事故の無い様にお祈りします。


写真:避難解除の市町村(朝日新聞)

産経新聞:
東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が福島県内3町村で解除された31日、対象となった浪江町、川俣町山木屋地区、飯舘村で記念式典や追悼式が行われた。富岡町に出ていた避難指示も1日午前0時に一部を除いて解除。喜びと不安が交錯する中、各自治体は再建への一歩を踏み出した。

 町民ら約180人が東日本大震災の津波で亡くなった浪江町では日の出時刻に合わせ、馬場有(たもつ)町長と町民約20人が海を望む町内の慰霊碑に集まり、犠牲者に避難解除を報告した。

 この日は曇りで朝日は見えにくく、馬場町長は「町の現状と同じような天気。いつか晴れると信じて町を再生しよう」と呼びかけた。参加者は碑に黙祷をささげ、犠牲者を悼んだ。

 飯舘村は昨夏に開館した村交流センターで「おかえりなさい式典」を開催。避難先や村内の自宅から村民ら約300人が訪れ、再会と解除を喜んだ。菅野典雄村長は「6年の避難生活から待ちに待った解除だが、ゴールではなく復興のスタートだ」とあいさつした。

 3町村では31日午前0時、放射線量が高い「帰還困難区域」を除き避難指示が解除された。川俣町は避難区域がなくなり、飯舘村も大半で解消された一方、浪江町は面積の約8割で避難指示が続く。
(引用終わり)
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