日大選手が顔出し、実名で監督、コーチからの指示を“赤裸々”告白「追い詰められて悩んだ」
昨日22日午後3時過ぎに日大アメフトのラフプレーをした本人が顔出しの上謝罪会見をしました。
弁護士の話の後で本人が「陳述書(事の次第を時系列を入れて細かく記述してあるので世間の言葉でいえば顛末書)」を読み上げながら説明しました。
別紙ではこの陳述書をそのまま活字にしている所もあります。
我が家では老妻がたまたまTVのニュースショーを見ていて小生を呼んでくれました。
このガタイの良い坊主頭の若者は日大アメフト部3年生の宮川泰介選手(20)でした。
当人の陳述書から判断すれば悪いのは日大アメフト部の内田監督とコーチ(特に名前の出た井上氏)と思われます。
6日の試合前に当人を練習から外したり全日本選手権への出場を(説明なく)取り消しをして(精神的に追い詰め)試合に出たければ「相手をつぶす(けがをさせる意図で)」と監督に告げて「試合に出たいとの意思表示をせよ」との井上コーチの提言で「ラフプレーを行う約束をした/させられた」と思えます。
主犯は指導部の2名で選手は(確かに間違えた行動だけど)パシリにしか見えません。
当人はこの件を契機にアメフトを続ける気が失せてしまった様で「退部の意思は伝えてある」そうですが
日大の高校から日大アメフト部に入部ですから(多分運動部枠で入学でしょうから)アメフト部を出れば3年生で退学かもしれません?? 在学できても「当人は続ける権利もないしその気もなくなった」との事ですから沙弥や同好会サークル的にも携わらないと決めたようです。
なんともまあ悪いには違いありませんけど気の毒な麺もあります。
さてこの会見が終えてその夕刻?には日大広報部が「つぶせ」の受け止め方に監督と選手の間に違いがあるとコメントしました。
従って事件ー選手の会見に加えて内田監督と井上コーチによる第3ラウンドが無ければ世間は収まらないでしょう。
浜爺も学生時代運動部にいました。
何ともその頃と比べて勝るとも劣らない旧日本陸軍隊式の「上意下達」、大学であらながら知性が働かないそして学生スポーツなのに「ファプレーの精神に欠ける」そして「猛練習と勝利至上主義」にはあきれ返るばかりです。
50年前の成功体験を変えずに続けてきた結果がこれなのでしょう。
さあ内田監督、井上コーチ 出番ですよーー!
写真:記者会見での宮川選手
スポニチ:
6日に行われた学生アメリカンフットボールの試合で日大の選手が無防備な関西学院大選手に後方から悪質なタックルをして負傷させた問題で、加害者側の日大選手が22日に東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見を行い、19日に辞任を表明した日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督(62)からの指示について赤裸々に告白した。
当該選手は日大3年生。これまでは匿名扱いだったが、顔出しとともに宮川泰介選手(20)と氏名も名乗って弁護士2人同席で会見に臨んだ。冒頭で西畠正弁護士から経緯等について長い説明があり、顔を出さないのでは謝罪にならないという本人、保護者の希望で顔出し、実名で臨むことに決めたという。
弁護士の説明に続いて、宮川選手はケガをさせてしまった関学大選手の被害者に対して謝罪。深々と頭を下げた。
そして、当該試合前の練習から外されていたこと、宮川選手が招集されていた日本代表について内田監督から「お前は行っちゃダメだよ」と辞退するように言われたこと、当該試合について内田監督や井上コーチから「相手のクオーターバック(QB)を1プレー目で壊したら使ってやる」「秋の関学大戦で相手のQBが出なければこっちの得だろう」「坊主にして来い」など圧力があったことで「追い詰められて悩んだ」と振り返った。
精神的に追い詰められたその末に「ここでやらなければ後がない」と思って会場に向かい、「相手のQBを潰しにいくので使ってください」と出場を直訴。「やらなきゃ意味ないよ」と念押しされて試合に出場し、関学大QBに悪質なタックルを見舞ったという。
それでも「いくら監督、コーチからの指示があったとはいえ僕がやってしまったことは変わらないので反省しています」とし、「監督、コーチについて僕がどうこう言うのは違うかなと思っています」と指導陣に“配慮”。その一方で監督、コーチと自身の関係について「なぜですかと意見を言えるような関係ではありませんでした」「監督、コーチからの指示を自分で判断できなかった自分の弱さだと思います」と説明し、それだけ怖い存在だったのか?との質問には「はい」と力なく答えた。
高校から始めたというアメリカンフットボール。「とても楽しいスポーツと思い、熱中していました。ただ、大学に入って厳しい環境の中で徐々に気持ちが変わってしまった部分もあります。好きだったフットボールがあまり好きではなくなってしまった。厳しい環境に身を置くことになってしまったので、何が原因か分からないですが、徐々に好きではなくなってしまった」とし、今後の自身と競技の関係について「僕がアメリカンフットボールを続けていく権利はないと思っていますし、続けていくつもりはありません」「今は考えられない」と競技から身を引くつもりであることを明かした。
(引用終わり)
昨日22日午後3時過ぎに日大アメフトのラフプレーをした本人が顔出しの上謝罪会見をしました。
弁護士の話の後で本人が「陳述書(事の次第を時系列を入れて細かく記述してあるので世間の言葉でいえば顛末書)」を読み上げながら説明しました。
別紙ではこの陳述書をそのまま活字にしている所もあります。
我が家では老妻がたまたまTVのニュースショーを見ていて小生を呼んでくれました。
このガタイの良い坊主頭の若者は日大アメフト部3年生の宮川泰介選手(20)でした。
当人の陳述書から判断すれば悪いのは日大アメフト部の内田監督とコーチ(特に名前の出た井上氏)と思われます。
6日の試合前に当人を練習から外したり全日本選手権への出場を(説明なく)取り消しをして(精神的に追い詰め)試合に出たければ「相手をつぶす(けがをさせる意図で)」と監督に告げて「試合に出たいとの意思表示をせよ」との井上コーチの提言で「ラフプレーを行う約束をした/させられた」と思えます。
主犯は指導部の2名で選手は(確かに間違えた行動だけど)パシリにしか見えません。
当人はこの件を契機にアメフトを続ける気が失せてしまった様で「退部の意思は伝えてある」そうですが
日大の高校から日大アメフト部に入部ですから(多分運動部枠で入学でしょうから)アメフト部を出れば3年生で退学かもしれません?? 在学できても「当人は続ける権利もないしその気もなくなった」との事ですから沙弥や同好会サークル的にも携わらないと決めたようです。
なんともまあ悪いには違いありませんけど気の毒な麺もあります。
さてこの会見が終えてその夕刻?には日大広報部が「つぶせ」の受け止め方に監督と選手の間に違いがあるとコメントしました。
従って事件ー選手の会見に加えて内田監督と井上コーチによる第3ラウンドが無ければ世間は収まらないでしょう。
浜爺も学生時代運動部にいました。
何ともその頃と比べて勝るとも劣らない旧日本陸軍隊式の「上意下達」、大学であらながら知性が働かないそして学生スポーツなのに「ファプレーの精神に欠ける」そして「猛練習と勝利至上主義」にはあきれ返るばかりです。
50年前の成功体験を変えずに続けてきた結果がこれなのでしょう。
さあ内田監督、井上コーチ 出番ですよーー!
写真:記者会見での宮川選手
スポニチ:
6日に行われた学生アメリカンフットボールの試合で日大の選手が無防備な関西学院大選手に後方から悪質なタックルをして負傷させた問題で、加害者側の日大選手が22日に東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見を行い、19日に辞任を表明した日大アメリカンフットボール部の内田正人前監督(62)からの指示について赤裸々に告白した。
当該選手は日大3年生。これまでは匿名扱いだったが、顔出しとともに宮川泰介選手(20)と氏名も名乗って弁護士2人同席で会見に臨んだ。冒頭で西畠正弁護士から経緯等について長い説明があり、顔を出さないのでは謝罪にならないという本人、保護者の希望で顔出し、実名で臨むことに決めたという。
弁護士の説明に続いて、宮川選手はケガをさせてしまった関学大選手の被害者に対して謝罪。深々と頭を下げた。
そして、当該試合前の練習から外されていたこと、宮川選手が招集されていた日本代表について内田監督から「お前は行っちゃダメだよ」と辞退するように言われたこと、当該試合について内田監督や井上コーチから「相手のクオーターバック(QB)を1プレー目で壊したら使ってやる」「秋の関学大戦で相手のQBが出なければこっちの得だろう」「坊主にして来い」など圧力があったことで「追い詰められて悩んだ」と振り返った。
精神的に追い詰められたその末に「ここでやらなければ後がない」と思って会場に向かい、「相手のQBを潰しにいくので使ってください」と出場を直訴。「やらなきゃ意味ないよ」と念押しされて試合に出場し、関学大QBに悪質なタックルを見舞ったという。
それでも「いくら監督、コーチからの指示があったとはいえ僕がやってしまったことは変わらないので反省しています」とし、「監督、コーチについて僕がどうこう言うのは違うかなと思っています」と指導陣に“配慮”。その一方で監督、コーチと自身の関係について「なぜですかと意見を言えるような関係ではありませんでした」「監督、コーチからの指示を自分で判断できなかった自分の弱さだと思います」と説明し、それだけ怖い存在だったのか?との質問には「はい」と力なく答えた。
高校から始めたというアメリカンフットボール。「とても楽しいスポーツと思い、熱中していました。ただ、大学に入って厳しい環境の中で徐々に気持ちが変わってしまった部分もあります。好きだったフットボールがあまり好きではなくなってしまった。厳しい環境に身を置くことになってしまったので、何が原因か分からないですが、徐々に好きではなくなってしまった」とし、今後の自身と競技の関係について「僕がアメリカンフットボールを続けていく権利はないと思っていますし、続けていくつもりはありません」「今は考えられない」と競技から身を引くつもりであることを明かした。
(引用終わり)