昨日15日安倍首相は参院選の応援で札幌入りし街頭演説をしました。
その中で「新千歳空港の発着枠を来年から2割増し」する事を明らかにしました。
これは9日に鈴木道知事が菅官房長官を訪ね「増枠の要望」に応えたものと思われます。
「発着枠はピーク時にこそ生きてきます」お約束が果たされれば現在の42便から50便に増え来年の「東京五輪」やそれ以降の観光客誘致に効果があるかも知れません。問題は隣の自衛隊が使っている千歳空港の滑走路2本と新千歳のそれが2本と合わせて4本の滑走路が有りますがみんな同じ方向に平行しています。風向きや時間帯で別な方向からの着陸が出来ないんですね。
新千歳空港は国内初の24時間供用の施設ですから「ピーク時以外」の利用法を検討した方が発着便増えるような気がしますがはて? その心はどうでしょう?
選挙公約ならぬ口約にならぬよう「使い勝手の良い空港になって欲しい」と思います。
写真:札幌市清田区で応援演説する安倍首相
朝日新聞:
安倍晋三首相(自民党総裁)は15日、急増する訪日外国人観光客らの受け入れ強化などを目的として、新千歳空港のピーク時の発着枠を来年から2割増やすことを明らかにした。札幌市内で参院選北海道選挙区の自民党公認候補の応援演説に立ち、「いま大きなネックになっているのは、新千歳空港の発着枠の問題だ。(東京)オリンピック・パラリンピックがある来年からピーク時に2割、(発着)枠を広げていくことを決定した」と述べた。
同空港の2018年度の利用客数は約2363万人。12年度から7年連続で増加し、過去最多となった。アジア圏の訪日外国人客に人気が高く、国際線の利用者が急増しており、17年3月に1時間あたりの発着枠を32便から42便に増やしている。同空港の管制業務を担う防衛省などと調整し、50便前後まで増やす方向とみられる。
北海道の鈴木直道知事は今月9日、首相官邸で菅義偉官房長官と会い、発着枠の増加を求める要望書を提出していた。安倍首相は、応援演説に立った参院選候補者や鈴木知事から「ずいぶん言われました」とも話した。
北海道選挙区(改選数3)には自民党2人、立憲民主党、国民民主党、共産党各1人の公認候補など9人が立候補している。