王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「静観・どう喝」を告発、前代未聞の謝罪会見…傷口広げる

2019-07-21 09:51:02 | 芸能
昨日20日午後3時頃東京で元吉本興業のお笑い芸人;宮迫博之さんと田村亮さんが記者会見を開きました。
反社会勢力との会合に出席した事を週刊誌に報道され「謹慎処分」となっていたものです。
問題が起きて以来:会合での金銭の授受はないとか吉本には所属の契約書さえない、あわてて統一契約書なるものを作ってサインさせられた等などお笑い芸人の元締めたる吉本の責任者の対応或いは所信が判らないまま過ぎていました。
昨日の記者会見での要点を絞ると:
1:闇営業は事実で金銭授受は有った。記者会見で謝罪をする積りであった。
2:吉本の責任者(多分会長/社長)と相談したが記者会見をせず静観する。
3:(会社の了解なしに)記者会見すれば全員解雇する。
との事の様です。
お笑い芸人が食えないのが当たり前なのか?! 吉本のお笑い芸人は食えない連中が多いのか?! 良く判りませんが「食えないので闇営業は吉本では当たり前の様です」 
従って良い/善意の御ひいきは有り難いが運が悪いと「やくざや詐欺師の集団に呼ばれてしまうリスクが有るんですね」
その点では吉本から謹慎処分を受けた11人?は不運と言うか不用心と言うか世間/マスコミに不具合な真実を明らかにされてしまいました。
浜爺の感じでは「ついにラスボスが出てきた」と思います。
吉本が会長/社長の首を差し出して「わけあり芸人と手を打つかどうか??」もっと泥沼化するのか? 身ものですね!
ダウンタウンの松本さんが乗り出した様ですが経営陣にそんな影響力が有るのですかね?
松本さんの動きも目が離せません。良い方向に頑張って下さい

写真:記者会見する宮迫さんと亮さん
読売新聞:
反社会的勢力の会合に出席し、金銭を受け取ったとして吉本興業(大阪市)から契約を解消されたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(49)と、謹慎処分を受けた「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さん(47)が20日、東京都内で記者会見を開いた。宮迫さんは「すべての責任は僕にあります。本当にすみませんでした」と謝罪し、会社側に6月に記者会見で真実を話したいと訴えたが、「会見するなら(関係した)全員を連帯責任でクビにする、と言われた」と主張した。
     ◇
吉本企業統治まずく
 前代未聞の謝罪会見だった。「内部告発」とも言える2人の説明が事実とすれば、吉本興業への厳しい批判は避けられない。そもそもの問題は2人にあったとはいえ、吉本を通さずに今回の記者会見が開かれたこと自体が、企業統治(ガバナンス)のまずさを浮き彫りにしている。
 特殊詐欺グループの会合で金銭を受け取ったと認めた2人について、吉本側は「静観」を決め込んだ上で、記者会見での謝罪を求める2人の訴えをどう喝して拒み、テレビのレギュラー番組の収録も行わせていたという。
 一連の問題で、吉本側の対応は後手に回り続けた。結果として所属タレントにも不信感を抱かせ、さらに傷口を広げたことになる。同志社女子大の影山貴彦教授(メディア研究)は「初期対応の誤りがはっきりした。結局、吉本興業も保身を図ったのではないか」と指摘する。
 先日、インタビューに応じた吉本興業ホールディングスの大崎洋会長は「頭を下げるだけで間違いの本質が伝わるとは思えない」と記者会見に否定的な見解を示していた。今こそ、会社としての説明責任を果たすべきだ。(西田大智)(引用終わり)
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