28日朝TBSの「サンデーモーニング」を見ていたらスポーツコーナーでコメンテーターの張本勲氏が高校野球の岩手大会決勝戦で登板回避した大船渡・佐々木朗希投手の起用につき「監督を責める発言」をしたのを見ました。
張本氏は「絶対投げさせるべき!」「苦しい時に投げ抜いて体を作らなければ!」と国保監督の起用法に喝!を入れていました。
張本氏ほどの元一流選手にしてこの程度の考えか?と残念に思いましたら良く29日にカブス・ダルビッシュ投手がシェンロン(神龍)が居たらこのコーナーを消してほしいとツイッターしたと報じられました。心は「腕を壊してでも良いから投げろ」とのコメントに大反対で勇気ある行為と思いました。またダルビッシュ選手のツイッターを受けてサッカーの長友選手が「怪我をさせたらマイナス、日程を選手ファーストに考えて」と国保監督を支持するツイッターを出しました。
究極の選択で「どちらの言い分にも分が有るように見えます」しかし「今、有名になり体を壊し先の可能性をつぶすか?」「今は無名に終わるけど腕を温存し後に野球人生で活躍するか?」でしょうかね?
高校野球でも「投球回数の制限」或いは「大会日程の期間の延長」等、日本特有の高校野球を頂点にする「選手/投手の起用法」が問題になっているときに大張本さんは「一時代の根性野球の精神」から抜けていないのかも知れません。国保監督と佐々木投手は「玉砕せず瓦全」を選んだと思います。しっかり
生きて野球人生を楽しんでください。
写真:今年5月のダルビッシュ
日刊スポーツ:
カブスのダルビッシュ有投手は28日、張本勲氏の発言に疑問を唱えた。
この日、TBS系テレビ番組「サンデーモーニング」内のスポーツコーナーで張本氏が高校野球岩手大会の決勝戦で登板回避した大船渡・佐々木朗希投手の起用法について「絶対、投げさすべきなんですよ」と発言した。
ダルビッシュは、同氏の記事を引き合いに出しツイッターで「シェンロンが一つ願いごとを叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う。」(全文まま)とコメント。人気アニメ「ドラゴンボール」で7つのドラゴンボールを集めると出現し願いを叶えてくれるという神龍(シェンロン)を使って、張本氏の意見にやんわりと“喝”を入れた。
ダルビッシュは、かねてから投手の肩や肘の故障防止には、強い関心があり、今回の佐々木の登板回避を決断した大船渡・国保監督の采配にも理解を示していた。