記事そのものは今朝の配信ですが。引用する大手メディアのそれは23日のWSJ誌が記載したものです。新型コロナウイルスの感染源については、トランプ前大統領が早くから「武漢ウイルス研究所説」を訴えていたことは(知る人ぞ知る)話でしたが、米国大手メディアは無視(スルー)してきた事も(しる人ぞ知る)として有名でした。それが日本でもyoutube 関連の動画が5月には入り米大手メディアの武漢ウイルス説に対する風向きが変わったとしきりに報じられるようになりました。WHOは制限のある武漢視察でその結果を3月視察の結果を「流出は極めて考えにくい」と公表していました。中国外交部の趙立堅報道官は24日の記者会見で「事実と全く異なる」と否定しています。
さて、そしてロイター電によれば「バイデン大統領は26日、追加調査を行い、90日以内に結果を報告するよう情報当局に指示した」と報じました。この先追及はどうなるでしょう。本当にフリーハンド(制限なしで)追及が可能でしょうか? 真実の追求とバイデン政権の本気度とどちらも興味が有ります。
写真:新型コロナの発生源をめぐり、米紙が中国・武漢ウイルス研究所説を報じ、波紋を広げている。バイデン米大統領は発生源の追加調査を指示した。
レコードチャイナ:
新型コロナウイルス感染症の発生源をめぐり、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が米情報機関の未公開報告書を引用して中国・武漢ウイルス研究所(WIV)説を報じ、波紋を広げている。中国政府は直ちに否定したが、バイデン米大統領は発生源の追加調査を指示した。
WIVについてはトランプ前米政権が退任直前の今年1月、国務省の情報を公表。新型コロナなどの病原体を研究するWIVの複数の研究員が「新型コロナと季節性の通常疾患両方の症状」を訴え、19年秋に体調不良に陥ったとしていた。
WSJは23日、「新型コロナが本格的に広がる直前の2019年11月、WIVの研究者3人が新型コロナと類似の症状で体調を崩して病院で治療を受けた」と報道。19年11月は、多くの研究者がパンデミック(世界的大流行)の原因となった新型コロナが武漢で広まり始めたと考えている時期にほぼ相当する。未公開の報告書には当時症状を示した研究員数やその時期、病院訪問の事実など一歩踏み込んだ情報が入っているとしている。
WSJによると、WIVに詳しい米当局者らは今回の情報を評価する上で裏付けとなる証拠に関して異なる見解を示している。ある関係者は「国際的なパートナーから得た情報で、重大である可能性はあるものの、さらなる調査や実証が必要だ」とした。
一方、もう1人の関係者は情報がより確実なものだとし、「さまざまな情報源から入手した情報で極めて質が高いものだった。非常に正確だった。体調不良に陥った理由については詳細がなかった」と指摘した。
世界保健機関(WHO)は3月公表の報告書で、WIVから流出した可能性について「極めて考えにくい」と明らかにした。WIVのコウモリコロナウイルス最高権威者である石正麗博士はWHO調査チームの武漢訪問の際、WIVに新型コロナの抗体保有者はおらず、新型コロナ大流行以降に離職した職員もいないとして、流出説を否定していた。
WSJの報道を受け、中国外交部の趙立堅報道官は24日の記者会見で「事実と全く異なる」と否定。「19年12月30日より前にWIVは新型コロナウイルスに接触したことはない」と主張し、「これまでにWIVで感染者は1人も出ていない」と反発した。
ロイター通信などによると、発生源についてバイデン米大統領は26日、追加調査を行い、90日以内に結果を報告するよう情報当局に指示したと発表。バイデン氏は声明で各国と連携し、中国に対して透明性の高い国際調査への参加や関連データの提供などを強く求めていく考えも表明した。(編集/日向)
WIVについてはトランプ前米政権が退任直前の今年1月、国務省の情報を公表。新型コロナなどの病原体を研究するWIVの複数の研究員が「新型コロナと季節性の通常疾患両方の症状」を訴え、19年秋に体調不良に陥ったとしていた。
WSJは23日、「新型コロナが本格的に広がる直前の2019年11月、WIVの研究者3人が新型コロナと類似の症状で体調を崩して病院で治療を受けた」と報道。19年11月は、多くの研究者がパンデミック(世界的大流行)の原因となった新型コロナが武漢で広まり始めたと考えている時期にほぼ相当する。未公開の報告書には当時症状を示した研究員数やその時期、病院訪問の事実など一歩踏み込んだ情報が入っているとしている。
WSJによると、WIVに詳しい米当局者らは今回の情報を評価する上で裏付けとなる証拠に関して異なる見解を示している。ある関係者は「国際的なパートナーから得た情報で、重大である可能性はあるものの、さらなる調査や実証が必要だ」とした。
一方、もう1人の関係者は情報がより確実なものだとし、「さまざまな情報源から入手した情報で極めて質が高いものだった。非常に正確だった。体調不良に陥った理由については詳細がなかった」と指摘した。
世界保健機関(WHO)は3月公表の報告書で、WIVから流出した可能性について「極めて考えにくい」と明らかにした。WIVのコウモリコロナウイルス最高権威者である石正麗博士はWHO調査チームの武漢訪問の際、WIVに新型コロナの抗体保有者はおらず、新型コロナ大流行以降に離職した職員もいないとして、流出説を否定していた。
WSJの報道を受け、中国外交部の趙立堅報道官は24日の記者会見で「事実と全く異なる」と否定。「19年12月30日より前にWIVは新型コロナウイルスに接触したことはない」と主張し、「これまでにWIVで感染者は1人も出ていない」と反発した。
ロイター通信などによると、発生源についてバイデン米大統領は26日、追加調査を行い、90日以内に結果を報告するよう情報当局に指示したと発表。バイデン氏は声明で各国と連携し、中国に対して透明性の高い国際調査への参加や関連データの提供などを強く求めていく考えも表明した。(編集/日向)
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