スギ薬局の会長夫妻が秘書を使ってここをクリック⇒「西尾市」の配慮で優先的ワクチン接種を受ける事が判り「市側が取り消し」をしたのが発端で、朝日新聞がその後:茨城県の城里町長、兵庫県の神崎4兆宇町、岐阜県下呂市長、城後健三田市長などについて高齢者より事前に接種を受けた事を取り上げ、その言い訳も添えています。そして13日夜の同氏の配信では埼玉県寄居町長と市職員が約100名、1回は接種を受けている事を報じました。
市職員の中でコロナ禍に対応する部署の方や接種の現場に対応する方が、医療関係者として接種を受けたとしたら、準備の範囲内と思いますし、別の例で「高齢者の接種のキャンセル分」を処理するために接種を受けたとすればその判断は「微妙な所」にならざるを得ませんが、寄居町の幹部の場合は「そこまで優先的に考えられるか」はこれも微妙です。公平にやる事と効率的に成る事は必ずしも両立はしませんがなるべく一般市民の目が有るのですから「些か自分中心の言い訳に過ぎない」と思える弁明に聞こえる市や町の陳弁も有り悩ましい所です。せめて後期高齢者の予約位は済ませた後にしないと電話待ちやPC.スマホの説ずく待ちの老人たちの了解を得るのは難しいかもしれません。
写真:寄居町役場=埼玉県寄居町寄居
朝日新聞:
埼玉県寄居(よりい)町の花輪利一郎町長(76)が「医療従事者等」として、新型コロナウイルスのワクチン接種を2回受けていたことが、町への取材でわかった。町によると、副町長、教育長も接種を2回受けていたほか、職員約100人が少なくとも1回は接種を受けている。
町によると、花輪町長は4月半ばに1回目、5月上旬に2回目の接種を受けたといい、担当者は「町長も実際に接種者の介助をしたりすることがあるので、医療従事者等に含められると判断した」と説明している。
花輪町長は13日、朝日新聞の取材に、「ワクチン接種は町の一大事業でお願いするだけでなく、私が先頭に立って取り組まなければいけない」と説明。「『なぜ町長が先に打つんだ』という声もあるかもしれないが、私が感染して接種される方にうつしてはいけないということで、打たせていただいた」としている。
寄居町居住の65歳以上の高齢者は約1万1千人。町ではこのうち、「90歳以上」を対象に4月18日から町立総合体育館で集団接種を始めている。
同町によると、この集団接種で予診票の入力の手伝いや介助などをする職員約100人を「医療従事者等」と見なした。今月13日までにこの約100人が1回目の接種を受け、うち50人は2回目の接種を終えた。
国が示している手引では、接種会場でコロナ患者と頻繁に接すると自治体が認める職員については、医療従事者等に含めてもいいとされている。ただし、「直接会場で予診や接種等を行う者」が対象で、「送迎や会場設営等を行う者等は含まない」としている。
町のホームページによると、2020年4月時点で職員数は257人。
首長が医療従事者等に含まれるかどうかについて、県の担当者は「なかなか想定がしにくい」としつつ、「もし仮に接種者と直接かかわる業務に携わっているなら、対象になる可能性も否定はできない」とする。ただし、本当にそうした業務に携わる必要性があるかの判断が必要になる。(坂井俊彦、川野由起)
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