スポーツ報知による今朝7時の配信です。スポーツ紙にして新政権の概要をコメント付きで良くかけています。グッジョブ !!
自民党の新総裁が党役員人事に着手し、昨日時点でいろいろ名前が挙がっていた方が消え次の布石になりました。党役員人事と言いますから、マスコミの関心とは離れてまず、副総裁に麻生氏の登用も検討だそうですが決まりでしょう。次は総務会長に祖父、父が首相を務めた衆院当選3回の福田達夫議員(54)=細田派=を抜てきした。54歳で青年の抜擢だそうです。ついで政権運営の要となる幹事長に「3A」の1人、甘利氏を党内の最重要ポストとなる幹事長で起用する方針を固めたと有ります。甘利氏は経済再生担当相だった2016年1月、千葉県の建設会社・薩摩興業の依頼で都市再生機構(UR)へ移転補償金の値上げを“口利き”した見返りに、少なくとも総額1200万円の現金や飲食接待の賄賂を受けとっていたと「週刊文春」に大スキャンダルとして取り上げられ大臣を辞任しましたが説明責任は果たさぬまま再度の中枢へ登場です。そして 安倍氏の後押しを受けた総裁候補の一人高市氏も政調会長に充てる事が決まりです。官房長官が党務役員なのか疑問ですが首相にとっては半身を支える官房長官に当初の考えと違うようですが安倍氏側近の松野博一元文部科学相で決まったようです。総裁候補の一人河野太郎氏は党広報部長だそうで大臣歴任者としては軽い扱いとか。野田聖子さんは大臣ですかね? 女性の登用も期待されます。
野党が国会で最初の代表質問に手ぐすね引いて待っている感じがします。株価もご祝儀相場が付きませんでした。二階前幹事長の影響力が落ちた結果だけは良しですかね? 大化けしてくれると面白いのですがどうでしょう?
生ぬるい目で見守っています。
写真:自民党・岸田文雄新総
自民党の岸田文雄新総裁(64)は30日、党役員人事に着手。総務会長に祖父、父が首相を務めた衆院当選3回の福田達夫議員(54)=細田派=を抜てきした。一方で、政権運営の要となる幹事長には 岸田氏は「3A」の1人、甘利氏を党内の最重要ポストとなる幹事長で起用する方針を固めた。官房長官には安倍氏側近の松野博一元文部科学相(59)、 安倍氏の後押しを受けた高市氏も政調会長に充てる。「3A」の影響力が色濃くにじむ主要ポスト人事となった。
麻生、安倍、甘利の3氏は岸田氏の新総裁選出に大きく貢献。特に、甘利氏は麻生派から出馬した河野太郎行革担当相(58)を政策面の相違などから推さず、いち早く岸田氏支援を表明し、選対本部の顧問に就任した。先陣を切った自らを「ファーストペンギン」と呼び、関係も良好だ。
甘利氏は当選12回を数えるベテランで神奈川県を地盤とするが、同県の河野氏、小泉環境相、菅義偉首相(72)とは距離があるとされる。2016年1月に金銭授受問題で経済特命担当相を辞任したが、その後は、さまざまな局面で存在感を発揮した。今回の幹事長就任で、「3A」と対立関係にあった二階俊博幹事長(82)の影響力排除を期待する声もある。
政府の要、官房長官には松野氏を充てる。同じく安倍氏側近の萩生田光一文科相や上川陽子法相の起用も取りざたされたが、調整の結果、松野氏で決着した。松野氏は文科相だった17年、加計学園問題を巡る答弁や同省の組織的天下り問題で批判を受け、内閣改造で交代。松下政経塾の出身のたたき上げで、財務省出身の加藤勝信官房長官(65)のように「手堅い」との評価もある。萩生田、上川両氏は重要ポストで処遇する方向だ。
岸田氏はさらに麻生氏の党副総裁登用も検討。29日の会見で「老・壮・青のバランスが大事だ」と強調。幹事長、官房長官という「要」のポストは、麻生派、細田派から手堅く選んだ形だ。
総裁選で完敗を喫した河野氏は主要ポスト外の広報本部長に登用され、影響力をそがれる形となった。河野氏を推した菅氏は政策を進めたいとし、入閣しない方針。
◆松野 博一(まつの・ひろかず)1962年9月13日、千葉県生まれ。59歳。早大法学部卒業後、ライオンに入社。その後、退社し第9期生として松下政経塾に入塾した。2000年に衆院選に立候補し、初当選。16年に文部科学相として初入閣(第3次安倍第2次改造内閣)。当選7回。千葉3区。
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