女子プロの渋野日向子さんが10日女子プロゴルフツアー スタンレーレディス 最終日にプレーオフに残り、4人と競り合いした2ホール目に残る2足りを下して久しぶりに優勝しました。
全英オープンに優勝して以来あまり好成績とは言えない2年間でした。
東京五輪にももっと若手の活躍の前に霞んで、若い時の一瞬の輝きで終わりなのかなー?と残念に思っていました。
何と最終日に4人の同スコアで首位に顔を出し、ついにプレーオフの競り合いにも負けないで優勝です。
本人も語っています、「正直、2019年の自分を超えることは難しいんじゃないのかと、去年は思って…。ずっとなんだかんだ試合を続けてという感じだった。でもここ最近の自分なら、2019年の自分を超えられるんじゃないかと、ちょっとずつ自信を持てるようになってきた」そうです。
嬉しさも格別でしょう。
お決りの写真を添えなければいけません。〈ネットより)
これを機会に強いお姉さんゴルファーとして益々の活躍をお祈りします。
写真:プレーオフの末、優勝し涙する渋野
スポーツ報知:
◆女子プロゴルフツアー スタンレーレディス 最終日(10日、静岡・東名CC=6592ヤード、パー72)
2打差の5位から出た渋野日向子(サントリー)が昨年11月の大王製紙エリエールレディス以来となる国内ツアー通算5勝目を飾った。19年8月の海外メジャー、AIG全英女子オープン優勝を含めると日米通算6勝目となった。
最終ラウンドを6バーディー、2ボギーの68と伸ばし通算10アンダーの首位に並んでホールアウトした。その後、首位に並んだ木村彩子(富山常備薬グループ)、ペ・ソンウ(韓国)、アマチュアの佐藤心結(茨城・明秀日立高3年)との4人によるプレーオフ(PO)を1ホール目で制し、2年ぶりの頂点に立った。
渋野は優勝後のインタビューで「こうやって優勝するのも2年ぶりだった。本当にPOは緊張したけど最後まで自分らしくプレーできたと思います」と胸を張った。続けて、AIG全英オープンなど日米ツアーで5勝を挙げた2019年の自身の成績を浮かべ「正直、2019年の自分を超えることは難しいんじゃないのかと、去年は思って…。ずっとなんだかんだ試合を続けてという感じだった。でもここ最近の自分なら、2019年の自分を超えられるんじゃないかと、ちょっとずつ自信を持てるようになってきた。もうすぐ、という気持ちと勝ちたい欲を抑えてずっと1打、1打に向き合ってやってきたかいがあったと思います。勝てるとは思っていなくて、本当に、うそなんじゃないかと思って、ちょっと涙が出ました」と涙を流した。
完全復活か聞かれると「そう思いたいところですけど、あまり自分自身にプレッシャーをかけ過ぎないように、また来週から切り替えてやっていきたい。こんなにうれしい気持ちで終われると思っていなかった。来週から気を引き締めて頑張ります」と語った。多くの喜びを味わった2019年、そして、その後の苦しい時期を経て、心からの笑顔が渋野に戻ってきた。
(引用終わり)