23日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比153円26銭(0.40%)高の3万8364円27銭だった。
今日の日経平均は何とも方向性のない1日でした。「午後に参院財政金融委員会に出席した日銀の植田和男総裁の発言を受け、金融政策を巡る株式市場関係者の警戒がいったん和らいだ。午前は円相場の動きをみながらの展開となり、日経平均は一進一退」とコメントされています。
日経新聞:
23日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値は前日比153円26銭(0.40%)高の3万8364円27銭だった。
上げ幅は一時200円を超えた。午後に参院財政金融委員会に出席した日銀の植田和男総裁の発言を受け、金融政策を巡る株式市場関係者の警戒がいったん和らいだ。午前は円相場の動きをみながらの展開となり、日経平均は一進一退と方向感を欠いた。
日銀の植田総裁は23日午後、内田真一副総裁との間に金融政策運営の考え方について「違いはない」と説明した。内田副総裁は7日に「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べており、正副総裁の考え方が同じことが再認識された。市場では「8月初旬の急落局面で、ロング(買い持ち)ポジションを大幅に縮小していたヘッジファンドなどの先物買いも入り、相場を押し上げた」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との見方もあった。
もっとも、積極的に上値を追う動きは乏しく、日経平均の上昇幅は限られた。前日の米株式市場でハイテク株の下落が目立ち、値がさの東エレクやアドテストなど半導体関連株のパフォーマンスに響いた。
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ここからは前引け
23日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比93円57銭(0.24%)安の3万8117円44銭だった。
午前の日経平均は93円安と反落して引けました。「。前日の米ハイテク株安を受け、値がさの半導体関連株が売られた。朝方に1ドル=146円台前半だった円相場が145円台半ばに下げ渋ったことも投資家心理の重荷となった」とコメントされています。
日経新聞:
23日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比93円57銭(0.24%)安の3万8117円44銭だった。 朝方に上げ幅は100円を超えたが、買いの勢いは続かなかった。前日の米ハイテク株安を受け、値がさの半導体関連株が売られた。朝方に1ドル=146円台前半だった円相場が145円台半ばに下げ渋ったことも投資家心理の重荷となった。
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ここからは寄り付き
今朝の日経平均は67円高で寄り付きました。寄り付き一巡後は120円高程で揉み合っています。「今朝早朝閉まったNY株は下落したが、東京株は下値で買いが入り底堅く、日経平均株価は上昇して始まった」とコメントされています。引き続き前場を追ってみます。
みんかぶ:
23日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比67円高の3万8278円と続伸で始まった。
前日の米株式市場は、NYダウは177ドル安と反落。今晩予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に持ち高調整の売りが優勢となった。米国株が下落したが、東京株式市場では下値に買いが入り底堅く、日経平均株価は上昇して始まった。また、為替は1ドル=146円20銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
前日の米株式市場は、NYダウは177ドル安と反落。今晩予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に持ち高調整の売りが優勢となった。米国株が下落したが、東京株式市場では下値に買いが入り底堅く、日経平均株価は上昇して始まった。また、為替は1ドル=146円20銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
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