残念ですけど、フランスのリネールには斎藤立選手は歯が立たなかったですね ⤵ ⤵
判定で云々には文句が付くかもしれませんがこの団体戦で2回とも一本負けでしたから、リネールの強さは認めないといけないでしょう!
面白いことにフランス勢と言いながら彼らが並んだ写真を見ると(多分)大方がアフリカ系フランス人の様に見えました。
フランスのJUDO協会は人種に関係なく強い選手が選ばれる仕組みが確立されているのですかね?!
日本の柔道でも米系の日本人が選ばれていました。サッカーでもアフリカ系のゴールキーパーが大活躍! 日本も遅まきながら〇系の日本人が選ばれるようになってきたと思いました。
JUDOに対抗するには「もっと積極的に攻め、審判に反則を取られない、スタミナを備えた厳しい稽古を重ねない」と金は難しい時代になりそうです・
銀メダルは立派でした!
良く戦ってくれました。 拍手
写真:斉藤はリネール相手に投げを打つ(ネットから)
日刊スポーツ:
<パリオリンピック(五輪):柔道>◇3日(日本時間4日)◇混合団体戦◇決勝◇シャンドマルス・アリーナ
【パリ=木下淳】第1シードの日本が決勝で開催国フランスに敗れ、2大会連続の銀メダルとなった。種目初採用で銀メダルに終わった前回21年東京五輪の雪辱を狙ったが、3−4と競り負けた。代表決定戦となった男子90キロ超級で、斉藤立(22=JESグループ)が男子100キロ超級の金メダリスト、怪物テディ・リネール(35)にこの日2度目の挑戦となったがまたしても無念の一本負け。高い壁を破れなかった。
涙を流しながら、斉藤は「代表戦の終盤、自分のペースになってきて、だんだんとこれからという時に(技を)かけられて、自分が防げなくて…本当に本当に今日、勝たないといつ勝つんだという時に勝てなくて…本当に顔向けできないです。すいませんでした」と言葉を詰まらせた。
第5試合、男子73キロ級以下の阿部一二三(26=パーク24)は1階級上の73キロ級銀メダルのジョアンバンジャン・ガバと延長戦まで約9分間戦って一本負け。阿部は「本当に日本のみなさんにすみません、という気持ち。みんながつないでくれた良い流れ、良いバトンだったのに…申し訳ない気持ちでいっぱいです。あそこで勝ちきらないと意味がない。本当に悔しい気持ちでいっぱい」と自らを責めていた。
前半は日本がリードを広げて優勢だった。
第1試合、男子90キロ級の村尾三四郎が強敵ヌガヤプハンボ相手に落ち着いた試合運び。延長に突入したが、大外刈りで一本勝ち。
第2試合、女子70キロ超級の高山莉加は1つ上の階級の銅メダリスト、大柄なディコを大内刈りで後方へ倒した。この技ありで勝利した。
第3試合、男子90キロ超級の斉藤立が怪物リネールに挑んだ。延長戦まで持つ込まれたが、大内刈りで一本負け。
第4試合、女子57キロ級以下の角田夏実が2階級上のシジクと対戦。ともえ投げを見舞い引っ繰り返した。ビデオ判定の結果、一本勝ちを手にした。
第5試合、男子73キロ級以下の阿部一二三は2階級上のガバと死闘。激しい攻防の末に延長4分52秒、肩車で投げられ一本負けした。
第6試合、女子70キロ級以下の高市未来が同階級で銅メダルのアグベニェヌと激闘。延長に持ち込まれ、技ありで敗れた。
3−3の五分となり勝負は第7試合の代表戦へ持ちこまれた。ルーレット抽選の結果、90キロ超級に決定。何の因縁か、再び斉藤がリネールに挑んだ。ゴールデンスコアに持ちこまれる大熱戦。指導2つずつとなった中、ゴールデンスコアで一本負けした。
それでも女子52キロ級の2回戦で敗退し、大会2連覇を果たせず号泣した阿部詩(24=パーク24)にも銀メダルが届いた。
詩は6日ぶりに試合復帰し、初戦スペイン戦で逆転の一本勝ちを収め、笑顔を取り戻した。準々決勝のセルビア戦では、兄で男子66キロ級を2連覇した阿部一二三が先鋒(せんぽう)で完勝。男子81キロ級で同じく2大会連続金メダルの永瀬貴規(30=旭化成)も1階級上の選手を圧倒した。
また、準決勝ではドイツ相手に女子70キロ以下級の新添左季(27=自衛隊)を皮切りに圧巻の4連勝。お家芸としてのプライドを見せつけた。
◆決勝フランス戦
男子90キロ級以下 村尾三四郎(90キロ級銀メダル)○−●ヌガヤプハンボ(90キロ級銅メダル)
女子70キロ超級 高山莉加(78キロ級5位)○−●ディコ(78キロ超級銅メダル)
男子90キロ超級 斉藤立(100キロ超級5位)●−○リネール(100キロ超級金メダル)
女子57キロ級以下 角田夏実(48キロ級金メダル)○−●シジク(57キロ級銅メダル)
男子73キロ級以下 阿部一二三(66キロ級金メダル)●−○ガバ(73キロ級銀メダル)
女子70キロ級以下 高市未来(63キロ級2回戦)●−○アグベニェヌ(63キロ級銅メダル)
男子90キロ超級 斉藤立(100キロ超級5位)●−○リネール(100キロ超級金メダル)
混合団体戦は、各チームの登録メンバーから毎試合6人(男女3人ずつ)が出場する。男子が73キロ以下、90キロ以下、90キロ超、女子が57キロ以下、70キロ以下、70キロ超。3勝3敗など同点の場合は、無作為に選ばれた階級の選手が代表戦を行う。計19チームが参加する。
(引用終わり)