昨日自民党総裁選に立候補したここをクリック⇒高市早苗氏ですが、さすが安倍元総理本流の後継者と言われるに相応しい「憲法改正や伝統的な男系による皇位継承の維持、選択的夫婦別姓制度導入への反対姿勢など」を訴えました。 しかし国民目線では「自民党議員による裏金問題、旧統一教会との関係、政治資金改正法の更なる改正」にどう取り組むかは外せません。
その点から高市候補の立ち位置を見てみましょう:
ー「裏金問題」はそもその安倍派から起きた問題です。彼女は一度党で決めた処分を再度見直しはしない」と言ってますから後ろ向きです。
ー旧統一教会との関係」は彼女自身には無さそうですが「安倍派」内には数こそ力の議員がいましたから積極的に取り組むことは無さそうです。
ー「政治資金改正法の更なる改正」には、言及さえありませんから、これも視野になさそうです。
総じてみれば「国民が自民党の再生の目安とみている足元の問題に取り組み意識が薄いので、議員の教官はともかく党友の賛同はもちろんSNSなどで熱狂的に改革ファンが応援てなことも無さそうです。
今日は加藤元功労労相が立候補とか。 益々票は割れそうです。
写真:記者会見で自民党総裁選挙への立候補を表明する高市早苗経済安全保障担当相=9日午後、国会内(春名中撮影)
産経新聞:
9日に自民党総裁選への出馬を表明した高市早苗経済安全保障担当相は、憲法改正や伝統的な男系による皇位継承の維持、選択的夫婦別姓制度導入への反対姿勢などが保守層の支持を集めてきた。前回の総裁選で支援を受けた安倍晋三元首相を失った今、党員票に加え、国会議員票をどれだけ集められるかが焦点になる。
「少しでも早く(憲法改正の賛否を問う)国民投票をしていただける環境を作るために頑張っていきたい」
高市氏は9日の会見でこう述べ、早期の改憲に意欲を見せた。また、男系による皇位継承の堅持が重要だと指摘。「一つの血統のもとで126代も続いた皇室は日本にしかない宝物だ。皇統を守るために皇室典範改正を行う」と表明した。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が8月下旬に実施した合同世論調査で、誰が総裁にふさわしいかを尋ねたところ、高市氏との回答は10・8%で小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長に次ぐ3位だった。自民支持層に限れば15・3%に上昇する。
小泉氏や石破氏ら選択的夫婦別姓制度導入に前向きな候補が目立つ中、保守的な訴えに期待が集まっているとみられる。高市氏を支持する中堅議員は「政策や国家観は一級品だ」と絶賛する。
実際、全国各地で開催しているトークイベントは聴衆で満席状態だ。側近議員は「党員票は初挑戦した令和3年の前回総裁選よりも多く獲得できるだろう」と手応えを口にする。
懸念は国会議員票だ。4人が挑んだ前回総裁選は党内に影響力を持っていた安倍氏の支えもあり、1回目の投票で2番目となる114票の国会議員票を獲得した。
だが、安倍氏が凶弾に倒れ、国会議員の支持基盤は揺らいだ。さらに今回は、前回は高市氏の推薦人になり政治信条も近い小林鷹之前経済安保担当相も出馬を表明し、保守系議員の票の分散が指摘される。
「サナエあれば、憂いなし。」
記者会見会場に設置したボードにこう記した高市氏だが、保守層の支持を国会議員に広げる戦略が求められる。(長橋和之)
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