第2四半期の締めを目前に、NYダウ平均は横ばい、ナスダックは連日で最高値を更新しました。市況はまちまちと言う事でした。
写真:29日のNYダウ平均の株価ボード
日経新聞:
29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比9ドル02セント高の3万4292ドル29セントで終えた。
米景気回復を示す経済指標の発表を受け、消費関連株が買われた。米長期金利が心理的節目の1.5%を下回って推移し、高PER(株価収益率)銘柄のハイテク株の一角も上昇した。ただ、ダウ平均は過去最高値圏にあり、利益確定の売りも出て上値は重かった。
29日発表の6月の米消費者信頼感指数は前月比7.3ポイント高い127.3と、低下だった市場予想(118.7程度)に反して改善した。4月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数では、主要20都市の前年同月比の伸び率が市場予想を上回った。スポーツ用品のナイキが2%上げたほか、ホームセンターのホーム・デポやクレジットカードのビザにも買いが集まった。
米長期金利は29日も1.48%近辺と前日と同水準で推移した。金利上昇の局面で売られやすいハイテク株が買われ、ソフトウエアのマイクロソフトは上場来高値を更新した。スマートフォンのアップルや顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムも上げた。
一方、航空機のボーイングや映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーなど景気敏感株の一角が売られ、ダウ平均は下げに転じる場面もあった。市場では「新型コロナウイルスで感染力の強いインド型(デルタ株)が英国やアジアで広がり、景気敏感株に持ち高調整の売りを誘った」(キングスビュー・インベストメント・マネジメントのポール・ノールト氏)との指摘があった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。前日比27.827ポイント(0.2%)高い1万4528.335と連日で過去最高値を更新した。
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